新卒1年目の低スペがJTCで生き残るための害悪戦略
はじめに
皆さん、こんにちは。
このnoteは非早慶旧帝、非体育会の新卒の方がJTCで生き残るためのノウハウを記載したnoteです。
就職先が決まってほっとしたのも束の間、急に以下のような悩みが出てきた方も多いのではないでしょうか。
「私は本当にこの会社でやっていけるのだろうか...」
「内定者の中で一番スペックが低かった....何かの間違いで内定してしまったのでは....」
ご安心ください。私もTwitterではイキっていましたが、内心そのような思いでいっぱいでした。周りに東大卒の方がいたり、全国レベルでスポーツを経験した猛者がいたり。
しかし、1年間を通じて持ち前のハッタリ力(小手先)と何に時間を使うかという観点で何とか生き残り、職場での生活も充実しております。
本noteには仕事術もある程度書いてありますが、主に社内の人間関係構築に焦点を当てています。
それではどうぞご覧ください。
1年目は言いなりパペットである。
見出しを見て当たり前だと思った方も多いでしょう。そうです。所詮1年目なんて上司や先輩の言いなりになるしか無いのです。例えどれだけ学生時代に優秀だったとしても。
ただ社会人の「言いなり」の定義は、学生の皆さんが考えている「言いなり」とは少し違います。
社会人の「言いなり」は、あたかも自分で考えた上で、上司の考えに辿り着いたように振る舞うということです。
もちろん最初からそんなことができる訳はありません。何故なら上司が何を考えているのかを判断する材料がほとんどないからです。またさして判断もせずに誰が言うかで判断している上司もよくいます。
それでは、人で判断する場合もあるという事実を含めて、どうやって上司の考えを探ればいいのでしょうか。
そのために取ることができる方法は以下のとおりです。
①年次が違い先輩や、同期と普段からコミュニケーションをして情報収集をする。
②自分から上司の懐に飛び込む。
③上司の作成した資料やメールから推測する。
基本的には①→②→③の順番で進めると思ってください。多少前後することはあるかもしれません。
上に書いたことができればそりゃ苦労しませんよね。それができないからこういうnoteを皆さんは見ている訳です。
それでは、さらに要素を分解してどう立ち回ればいいか、何を学べばいいかを述べていきたいと思います。
同期や先輩と仲良くなるための戦略
1.魅力的な人間になる。
またこれができれば苦労しないよ、と思っている方もいるでしょう。
魅力的な人間とはどのような人でしょうか?一概には魅力的というワードを定義できないと思います。
例えばめちゃくちゃデブだけど憎めない愛されキャラな先輩がいます。また、性格はきついけど、たまに出るドジっ子属性で可愛がられている人もいます。
魅力を構成するための変数は様々あります。
・容姿
・声
・性格
・知識
etc...
もちろん生まれ持った要素が大きく関係するのですが、まず低スペの皆さんはマイナスを0にすることから始めましょう。
例えば容姿であればニキビや、顔の黒ずみ、顔が小太りしているなど。(愛嬌のある太り方もありますが、基本的には太っている=マイナスです)
また、知識は今まで好きなジャンルしか追いかけてこなかったため世間一般の常識が分からないなど。
これらのマイナスを解消していきましょう。
(1)容姿
ノウハウを以下に羅列していきます。
ア.一番コスパがいいのはメイク系のyoutuberを見まくり、自分の顔面向上+トークのネタにすることですね。
以下がおすすめ。(個人的な趣味もあるかも)
・一ノ瀬てんま
・よきき
・こんどうようぢ
・葉月ひまり
・ANDA
イ.ニキビなどはいくらコンシーラーで隠しても元から直さないと悪化するので素直に皮膚科に行くのをおすすめします。ヒゲ脱毛する時もサロンではなくクリニックに行くようにしましょう。
ウ.食生活や睡眠、運動習慣等も見直してください。基本的に無駄な夜更かしはやめましょう。
食生活もお菓子はなるべく控える、または野菜系のお菓子や果物等で代用するのが吉です。
運動習慣について、ジムに行くお金がない場合は階段を普段から使う、暇な時は1駅分歩く等が効果的です。
エ.ストレスとの折り合いで、上記に書いたことを守れない時もあるでしょう。時間もお金も限りあるため、こまめにケアなんてできないという悩みはそのとおりだと思います。
ストレスが溜まった時の発散方法は基本的に一瞬だけ豪遊して、翌日にスッと平常運転で戻ることが大切です。できればストレスが来た時に衝動的に発散するのではなく、時間を少し遅らせて発散することが大切です。時間を遅らせることでコントロールができるようにする、また自分の中での快感をずらすことで意外と気持ちよくないな...と身体に覚えこませることで、やがてストレスに耐性が付くようになります。
(2)知識
知識はドラマ、ファッション、グルメ、ゲーム等多岐に渡ります。昨今はインスタやtiktokを見ればいくらでもお洒落なものを見つけることができますが、それでは時間がいくらあっても足りません。一応参考までに以下のとおり効率的な方法の一部を羅列して記載します。
ア.ドラマは基本Tverとネトフリで話題のものを1作ずつ見ましょう。隠キャあるあるで俳優の名前覚えられない現象がありますが、その時期に流行っている1作だけは絶対俳優の名前を覚えた方がいいです。
イ.ファッションは単にハイブラを着れば良いという訳ではなく、自分に合っているかという観点が非常に重要になります。以下の流れを参考にしてください。
まずはkindle unlimitedでファッション系の雑誌を見まくる→色々なショップを見て自分が好きな服を言語化する、逆に嫌いな服も言語化する。
ウ.グルメ系の知識は食べログがおすすめです。食べログはできれば課金をした方が良いですが、課金をせずに美味しいお店を探す方法があります。
まず百名店を見つけます。そして、口コミの中でも特に言語化が上手い人を見つけて、フォローをします。これを繰り返せば、百名店並みに知名度は高くなくともニッチで美味しく安い店を探しやすくなります。
(3)性格
低スペあるあるは性格ブスです。(かくいう自分も自戒してます)
もうちょっと詳しく書くと
「自分のことにしか興味がない」
「しょうもないところで打算的になる」
「人に嫌われないように動き過ぎる」
ではどうしてそのような性格になったのでしょうか?答えは家庭環境や今までの学校での立ち位置にあると考えました。
これは一定に自分の中に性格として根付いてしまうと変えることはなかなか難しいです。
そのため処方箋的に以下の書籍をおすすめします。いずれも自分の中の死生観に大きく影響してくるでしょう。そして、しょうもない目の前の快楽よりも、より大きな快楽を求めて魅力的に振る舞うために必要なマインドの醸成に役立つでしょう。
・悪徳の栄え
・美徳の不幸
・食人国旅行記
・さかしま
・三体(特に黒暗森林)
・国盗り物語
・君主論
・堕天作戦(特に5巻)
(4)おまけ
記載するまでもないことですが、一応羅列しておきます。以下の中に記載してある事はなるべくやった方が良いです。(特に1年目は)
ちなみに呑み会の立ち回りはググればいくらでも出てくるので省略しますが、基本的には年上の人の話を聞く、お酒が無くなりそうなら注ぐということができていれば後は慣れです。事前に先輩がどういう趣味を持っているかくらいはリサーチしておきましょうね。
・ランチ・呑み会・スポーツイベントはノーグダで参加。
→実家暮らしの人は昼は弁当持参しない、夜は食事いらないと言っておく。
・喫煙所に顔を出す。
・慣れてきたら同期同士の集まりで呑み会主催する。
・通信講座もみんなで集まって勉強会
・旅行に行ったら必ずお土産配る!
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2.仕事ができないと話にならない
いくら魅力的な振る舞いができたとしても、仕事ができないとお話になりません。仕事ができないという情報は同期にも先輩にも伝わったら立ち回りが難しくなる要素の一つでしょう。
さりとて仕事といっても世の中には多くの職種(営業・人事・総務・法務・情シス・政治対応)がありますし、一概にこうすれば良いなんて仕事術は存在しないでしょう。
ただ、最低限これはした方がいいというものを紹介します。
(1)ミスを無くす
馬鹿みたいな方法だと思うかもしれませんが、メールは送る前に音読、エクセルは一度印刷して確認することが非常に重要です。
JTC、官公庁プロパーで出世している人は未だにこういう事をやっているのではないでしょうか。
ただスペックが低い人は当然のように文章を打ち間違えたり回りくどい表現をしてしまうので(今こうやってnoteを書いてもそのような間違いをしている気がします)、音読で一度音として認識する、紙として印刷する時間で頭を冷やしてもう一回視認するという動作が重要です。(大事なことなので繰り返し言いました)
(2)分かりやすくする(記憶に残りやすくする)
メールで依頼する時は資料を作成する時は必ず画面でスクロールしたら目が滑るなんてことは無いように項目分けをしましょう。
例えば1、2といったナンバリング、「」で括る等が有用です。
また、メールが長くなってしまった場合は電話や直接会って補足するということも重要になります。視認して、音で聴くという動作を重ねる事で相手の記憶に残りやすくなります。
(3)クイック&ダーティーと丁寧の間を意識する
Twitterを見ているととにかく仕事は早く確認してもらえという言説をよく見ます。もちろん一定程度は同意するのですが、そもそも上司や先輩はなぜあなたにその仕事を振ったのか?という視点を考えると一概に速さだけが正義とは言えなくなります。
例えば資料の内容を覚えてもらうことが目的なのに、言われたことだけやって速く提出しても、相手から見たら「こいつ雑だな」と思われます。(そして、そのような意図は大抵ストレートに話される機会が少ないです)
しかし速くやって欲しい時も当然あるので、分からない時は最初に「どれくらいの期間が目安ですか」と聞いてみるのがいいです。
(メールだと嫌がる人もいるので口頭で)
(4)業務に関連するサイトや書籍で自己研鑽
業務時間外の自己研鑽は無目的にやってもあまり効果が無いのですが、移動時間中にサイトで情報収集をしたり、関連書籍を読む程度のことなら誰でもできますし、やらなきゃ損です。
ネットには情報源が百万とある中で一番おすすめできるのが政府や学術期間、シンクタンクが出している情報です。
「○○ PDF」なるワードで検索したり(ドメインgoとかacとか適宜使い分けてください)、官公庁の委託調査報告書とか、企業の事例紹介サイトでいくらでも信頼できる情報を集めることができます。
(以下も参考にしてください)
そして、大事なのは情報を集めるだけではなく、どのようにアウトプットするかです。
基本的に情報は100集めてやっと1出すことができる程度のものだと考えてください。集めた情報を無作為にべらべら話してもうるさいだけですし、本当に必要な情報を喋った時に流されてしまいます。
そうではなく、本当に必要だと思った瞬間に少しだけ出す習慣を心がけることで、「あいつはなかなか詳しい」とプラスのイメージを持たれる結果に繋がります。
上司の懐に飛び込むには
(1)カレンダーや動作をチラ見しろ
懐に飛び込む前に、相手に受け止めるための余裕があるかどうかという観点は重要になります。
例えばカレンダー上の予定の多さ、独り言の有無、歩いている時にものにぶつかるかどうか、立ち上がる頻度、ストレス臭等、いくらでも判断する材料はあります。
余裕がある時には多少相手の趣味について話しても大丈夫、余裕がない時には趣味であっても業務に関係ないならNG等の判断材料を集めましょう。
(2)上司から勧められたものはノーグダで購入
上司から勧められたものや、または上司が気に入っているけど買えていないものは値段がそこまで張らなければノーグダで購入することをおすすめします。
また、なかなか話す機会が無ければ、多少誘導をすることもありです。
これは他の先輩と話す時にも使える材料になります。
例えば「○○課長ってどんな人なの?」という質問を受けた時に仕事の話ではなく、「〜みたいにセンスがある人ですよ。」と答えれば、例え○○課長が仕事ができないことが周りから見えている場合でも、見る目が無いとは思われにくくなります。また本人に伝わった場合も問題ないですしね。
(3)基本は聴く姿勢
おっさんは話したい生き物です。相手8割、自分2割くらいでいきましょう。猛烈に話したくなったら鍵垢で延々と発散してください。
余計なことを考えないために
仕事で高パフォーマンスを発揮するためには、余計なことをしないことが一番重要になります。自分は高パフォーマンスを阻害する原因を主に「メモリの無駄遣い」だと考えています。
「メモリの無駄遣い」はシンプルに考えごとを無駄にしてしまうことです。
以下には考えごとを無くすために必要なものを記載します。
(1)資格はすぐ取れ速くとれ
国家資格以外は基本的に何の役にも立たないことが多いです。
しかし、役に立つかどうかは別として、社内で持っていないと恥ずかしいと思われるから取るという人が圧倒的多数でしょう。
例えば昇格要件として各資格にポイントが振り分けれられており、合計何ポイント以上にならないと昇格できないとか。はたまた資格を取らないと取っていないリストに載せられるとか。
こうした事態を避けるためにも資格はとにかく速く取った方がいいです。
では速く取るために何が必要かといえば、とにかくすぐに申し込むことです。今はまだ時間が足りないから、まだみんな取ってないし、なんて甘い考えは速く捨ててください。
まず申し込む、やばい受からないと金もったいないから勉強しようという強制的なモチベーション付けを行いましょう。
もちろん勉強時間を捻出することも重要です。勉強時間を捻出するためには無駄なソシャゲやパチンコ、マスかき等は全部排除することが必要です。
といっても多くの人は簡単に排除はできないと思います。そこで一定までやり込んですぐ飽きる、やり過ぎてUIを使いづらくするといった事が必要になります。
例えばDMMなら10円セール時にひたすら買いまくってお気に入りの作品を見つけづらくするとか、ソシャゲなら課金しまくってネットでイキリ散らして後で恥ずかしいなと客観視するとか、パチンコからインスタにわざとパチカスやってますみたいな痛い写真あげるとか。
以下のような植え付けをする事で飽きることができると考えています。
楽しいこと→客観的に見て恥ずかしい、やりにくい
(2)人間関係は君主論から学べ
会社という組織にはどうしても色々な人が集まるので中には性格が合わない人と出会う機会もあると思います。(ここでは厳しい指導をする人のことは指しません。そういった厳しい方をめんどくさがっていると後悔します)
しかし性格が合わないからといって簡単に離れることはできません。
こうなった場合の方法は限られます。
①無視する
②排除する
③改心させる
この中でも②と③は特に気に入らない人以外との人間関係構築が重要となります。その人間関係構築方は上で散々書いてきたので振り返ってください。
排除又は改心させるためにはどうしても行動にでなければいけない瞬間が訪れます。また、ドラマとは違い倒して終わりではありません。その人は職場に残り続けることもあり、また改心したフリをして淡々とリベンジの機会を狙っているということも当然あります。
ここで君主論に書いてある大事な考えを紹介したいと思います。
・人の恨みを買わないためには人のものを奪わない
・中立は何の役にも立たない
・悪事は一瞬で終わらせて、その後は徳を見せる
おわりに
以上が新卒1年目の低スペがJTCで生き残る戦略となります。
生き残る方法とあるように、これは活躍する方法ではありません。しかし、生き残っていけばチャンスが訪れる機会は0ではありません。
生き残る方法もあれば、途中でもっと良い環境に転職する方法もあるでしょう。
ただ、どのような場合であっても、それこそゆりかごから老人ホームまである程度の人間関係は避けられません。そのため主に社内での人間関係構築に重点を置きました。
皆さんが素敵な社会人生活を送れるように応援しております。
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