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ブラジル音楽のレコード

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。

先日購入したこちらのレコードが大当たり。

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MARCOS RESENDE & INDEX
『MARCOS RESENDE & INDEX』 LP (FARO220LP)

イギリスのFar Out Recordingsからリリースされたマルコス・ヘゼンヂ&インデックスの未発表音源。
1976年に録音され、アメリカのCTIからリリースされるはずだった幻の1st.アルバムで、マスターテープがマルコス・ヘゼンヂの自宅に保管されていたとのこと。

45年の時を経て、今年の1月に初めて作品化されたわけですが、残念なことにマルコス・ヘゼンヂは昨年11月12日に帰らぬ人となってしまいました。

お蔵入り音源ということでスルーしている方もいらっしゃるかもしれませんが、めちゃくちゃ良いのでお聴き逃しなく。


『MARCOS RESENDE & INDEX』を聴きまくっていたので、ブラジル音楽モードに突入。
ということで、最近よく聴いているレコードを掲載いたします。


【 1 】

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AZYMUTH
『LIGHT AS A FEATHER』 LP (VIJ-6324)

(Alex Malheiros、Ivan Contiのサイン入り)

『MARCOS RESENDE & INDEX』と同じくトニーニョ・バルボザ(Toninho Barbosa)が録音を担当したアジムスの名作『LIGHT AS A FEATHER』(1979年)の国内盤。

邦題は、ロフトクラシックとして知られるB面1曲目のタイトルです。


【 2 】

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MARCOS VALLE
『PREVISÃO DO TEMPO』 LP (SMOFB-3788)

(Marcos Valleのサイン入り)

マルコス・ヴァーリが1973年に発表した大名盤。バックを務めているのはアジムスで、こちらもトニーニョ・バルボザの録音です。

こちらのOdeon盤は傷が入っていたので、格安で入手できました。現在の相場を考えると、かなりお買い得だったと思います。


【 3 】

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ARTHUR VEROCAI
『ARTHUR VEROCAI』 LP (MRBLP133)

アルトゥール・ヴェロカイが1972年に発表した大傑作。

我が家にあるのは2016年に出たMr Bongo盤。再発盤はめったに買わないけど、こちらはヴェロカイ監修によるオリジナル・マスターテープからリマスタリングされたオフィシャルリイシューだったので。
(数十万円で取引されるオリジナル盤なんて絶対手に入らないだろうから)。


【 4 】

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ARTHUR VEROCAI
『Bis』 7" (JD10)

アルトゥール・ヴェロカイといえばこの曲も外せません。2007年発表の『ENCORE』からカットされた7インチ。
(『ENCORE』も2017年にめでたくアナログ化)


【 5 】

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EMÍLIO SANTIAGO
『EMÍLIO SANTIAGO』 LP (LPCID 8008)

エミリオ・サンチアゴの1st.アルバム(1975年)。
ジャケ違いの後発盤も存在しますが、オリジナルの横顔ジャケが一番良いです。

イントロのドラムブレイクが最高な"Bananeira"をお聴きください。


【 6 】

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CAETANO VELOSO
『BICHO』 LP ( FDX-373)

1977年にリリースされたカエターノ・ヴェローゾの名盤。
我が家にあるのは『星への憧れ ~ブラジリアン・メロウの誘惑~』と題された国内盤LPです(ジャケも日本独自のもの)。

アルバムの冒頭を飾る"Odara"は、カエターノ・ヴェローゾの中で一番好きな曲。


【 7 】

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DOMINGUINHOS
『DOMINGO, MENINO DOMINGUINHOS』 LP (6349 178)

アコーディオン奏者のドミンギーニョスが1976年に発表した人気作。
2015年にCD化してますが、LPはなかなか見かけません。入手するまでに時間がかかりました。

白眉はメランコリックでグルーヴィーな"Baião Violado"。


【 8 】

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TANIA MARIA WITH BOTO AND HELIO
『VIA BRASIL』 LP (80.550)

タニア・マリアのライブは何度か観ていますが、いずれも素晴らしい歌と演奏を堪能させていただきました。

彼女の一番人気はおそらく『COME WITH ME』(1983年)だと思います。世界中の音楽ファンから愛されるタイトルチューンはもちろん大好きな曲ですが、今回は『VIA BRASIL』を選出。グルーヴィーな"Fio Maravilha"をどうぞ。


【 9 】

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ELIS REGINA
『ELIS REGINA IN LONDON』 LP (SBL 7905)

エリス・レジーナといえば、やはりこれ。
全曲最高。彼女の代表作と言って差し支えないでしょう。

10数年前にオリジナルのU.K.盤を見つけたときは興奮しました。高額だったので、急いでATMに向かいましたよ(笑)
何度も再発されている作品ですが、オリジナル盤をずっと探してました。ジャケが最高なので。

どの再発盤も、ジャケの画質がいまいちなんですよね。
参考までにこちらを。

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上が2001年に出た国内再発盤(UM3J 3004)、下がU.K.オリジナル盤です。エリスの表情やシャツのドット、空(雲)を見比べていただければ。


【 10 】

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SEPULTURA
『BENEATH THE REMAINS』 LP (RO9511-1)

ラストはこちら! セパルトゥラの歴史的名盤『BENEATH THE REMAINS』(1989年)です。
おしゃれな記事に見せかけようと、MPB(エミ・ペー・ベー:ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)のレコードを並べてまいりましたが、初めて買ったブラジル人ミュージシャンのレコードなので外すわけにはいきません。

私の音楽遍歴を語る上で絶対に欠かせないのが、10代の頃にのめり込んだスラッシュメタル。そして、海外のスラッシュメタルバンドの楽曲の中でベストチューンを選ぶとしたら、迷うことなく"Beneath The Remains"を挙げます。
祐天寺のBARで開催されたおしゃれなブラジル音楽のDJイベントに参加させていただいた際にも(酔った勢いで)かけちゃいました。

それでは皆さん、ご一緒に。
BENEATH THE REMAINS!!!!!!!!!!



【追記】

2021年3月7日
続編を書いてみたので、そちらもよろしくです。


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