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海外進学のススメ-学校との協力
留学エージェントなしで海外進学をするにあたり、必要不可欠なのが、在籍高校との連携です。これがないと、受かるものも受かりません。ここでは、海外進学をする際の在籍高校、および教師との連携における”コツ”を書いていきます。
引っ張るのは自分
海外進学を目指す高校三年生は主に書類の準備をしていくことになりますが、基本的に情報収集、日程管理、判断などは全て自分で行います。先生には何もさせない、くらいの気持ちでいきましょう。大学や奨学支援団体が提示している必要書類、出願締切を元に、自分でTo Doリスト、スケジュールを立てます。特に教師と相談する必要はありません。スケジュールが確定してから、「こういう風に進めます」と言った具合で教師に提出しましょう。
必要書類はその度ごとに作ってもらう
学校に作って欲しいとよくお願いするのが、卒業見込み証明書や高校3年間の成績です。各大学に送るものなので、何枚も作ってもらうことになります。基本的に、これらは随時更新されるものであり、大学名を宛名として書くこともあるので、一度ずつもらって使い回す、と言ったことはしてはいけません。必要な時が来れば、その度に学校に申し出て作ってもらいましょう。
必要書類はまとめて知らせる
重要なのは、必要な書類はできるだけまとめて学校にお願いする、ということ。大学ごとに必要書類を一覧にしておけば良いでしょう。見かけた時にこれがいるあれがいると言っていたのでは、自分も学校も何がいついるのかがあやふやになってしまいます。
情報を要約しない
生徒がしがちなのが、必要な文だけを抜き出して提出する、情報源の文を要約して提出したりする、と言ったことです。気持ちはわかりますが、基本的に必要書類一覧は情報源をそのまま使いましょう。削ってはいけません。顔写真がいることまでしっかり学校に言いましょう。情報源のコピーペーストと、その翻訳が最適ではないかと思います。下に私が提出したものを貼っておくので、参考にしてください。
一ヶ月前が基本
とはいえ教師は自分の受験の第二者です。教師がしなければならないことは多い。だから、スケジュールは当日の、必要書類一覧はそれが必要な日の大体一ヶ月前には提出しましょう。「一ヶ月後のこの日までに高校3年間の成績を〇〇大学に提出したいので、準備お願いします。」という感じです。できれば、期日の一週間前くらいに念押しにもう一度言いにいくとなお良いです。「○日までに成績出して欲しいんですが、大丈夫ですよね」という感じです。
協力してくれる先生を探す
各分野ごとに、頼る先生を選ぶ、というのが大切です。まず担任の先生には、度重なる成績開示など超重労働を課すことになるので、その旨を初めのうちに伝えておきましょう。また、学校には、大抵何人かエッセイに強い先生がいます。エッセイやCVは独力で作るのに限界があるので、そう言った先生の添削が必要ですが、ここで大事なのはどの先生に頼むか、ということ。長くなりそうなのでここは次回の記事ですかね笑
JASSOだけは協力してもらう(大阪府)
大学出願等では、基本的に学校に協力してもらうのは、エッセイの添削などのみです。ですが、JASSOの都道府県選抜だけは、応募要項が学校にメールで届きます。(これは私が大阪府民だからかもしれません。他の県では違うのかも)私はこれを知らず、都道府県選抜に応募することができませんでした。JASSOは奨学金に関する情報を学校によく送っているそうです。応募したい場合は、定期的に学校に確認するのが吉です。
まとめ
学校との協力なくして海外進学は成し得ません。しかしそれは、学校に頼ればいいということでは決してないのです。基本的には全部自分でやるくらいの気持ちでいきましょう。出願する人が全員共通してすること(情報収集、期日管理など)を親や教師、留学エージェントに頼っているようでは、大学では何もできず終わってしまうのではないでしょうか。って私もまだ受かっただけで大学には行ってないんですけどね笑 質問いつでも待ってます。