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最近、やたらとフリーランスを
おススメする記事を目にしますが、
これはいかがなものでしょうか?

もちろんフリーランスをやりたい人は
自分でやればいいと思うんですよ。

でも、それを人に薦めるのは
ちょっと筋違いではないかと思うんです。

フリーランスは
自由と引き換えに
リスクを手にします。

やりたい人は
このリスクの許容度が高いのでしょうけど、
そうではない人も少なくないはずです。

そりゃいくらフリーランスをおススメしたところで
やるかやらないかは自己責任ですから、
別におススメした人の責任を問うという
そんな話しをしたいのではなくてですね、
私がここで問題提起したいのでは
果たしてフリーランスって
そんなにいいものか?ということなんです。

だって言うほどメチャクチャいいものだったら
み~んなフリーランスになればいいじゃないですか?
でもならないわけですよね。

そこには何か致命的な欠点があるのではないでしょうか?
ということで考えてみました。

<後悔しないフリーランスのための10箇条>

①孤独との戦い
②下請けは悲惨
③高い営業力、マーケティング力が必須
④損益分岐点を超えない
⑤費用が先に掛かり資金繰りが持たない
⑥事業アイデアが単発
⑦安価な仕事が多い
⑧誰も助けてくれない
⑨大きな仕事ができない
⑩食っていけない

えっと、別にですね
私はフリーランスになるなと言いたいのではなく、
安易にフリーランスを薦めるのはどうなの?という
ちょっとした問題提起なだけですので
自分で書いていて
これは自分で反論できるな…とも思いました。

孤独ではあるけれども
そもそも組織のしがらみや
人間関係に疲れているなら
むしろ孤独が有難いこともあるでしょう。

事業アイデアが単発なのが
中長期的にはリスクにもなるでしょうけど、
ダメなら会社員に戻る選択肢もあるし、
働くことに自由さを取り入れるという意味合いでの
イチ時的なフリーランスもあり得ますね。

貯金が多少でもあるなら
しばらく食っていけなくても
チャレンジしてもいいでしょうし、
やってみないと合う合わないが
わからないということもありそうです。

でも、それでも、
人様にフリーランスを薦めるのは
いかがなものでしょうか?

もし失敗する人が出てしまっても
全く問題がないと言えるのでしょうか。

私自身もフリーランス的に働いたこともあり、
そのメリットとデメリットを
実体験として感じています。

それだけに、安易に、
フリーランスになれば全て解決するような
そんな情報発信には疑問があるのです。

自分がやりたい。
やって良かった。
それはもちろんいいんです。

でも失敗の可能性があるものを
人におススメしてはいけないと思います。

私はここでも中長期的なキャリアプランを考えて
それに合致するならありですし、
合致しないなら慎重になったほうがいいと考えています。

10年、20年と長い期間を
フリーランスをしてきて
本当に良かったというなら
まだわかるんです。

でも、フリーランスを始めてみたとか、
1年経ったとか、2~3年では、
まだ本質まで辿りつけていないんじゃないでしょうか?

時代の流れは早く、
構造的な変化も急激に訪れます。

そのフリーランスの仕事が
丸ごと流れてしまうことだってあるでしょう。
1つの仕事で何年も持つことは
稀ではないでしょうか?

フリーランスになったから
理解できたこと、見えてきたこともある一方で
フリーランスになったらから
手放したもの、見えなくなったものもあるでしょう。

兼業、副業も
少しずつ認められるようになってきていますし、
働き方の多様化は年々広がるばかりです。

パラレルキャリア、スラッシュキャリア、
ハイブリッドキャリアもごく一般的になってきました。

フリーランスも
そのひとつと言えるかもしれません。

自分が合うなら
フリーランスもいいでしょう。

でも人におススメするのはどうでしょうか?
失敗して、苦しんでいる人もいるんですよ。

何でもそうですけどね、
オイシイ話しには乗るな!
人の話しを安易に信じるな!
こういうことでしょうか。


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