足りないものがあるから人生は良くなるのです。

損得勘定というのは
「いま・ここ」についての勘定であって
長期的な課題に対しては
ほとんど意味も持たなければ
指南力を発揮することもできません。

損得勘定には
「時間」という概念が含まれていないのです。

これが「損得」でキャリアや人生を考えると
上手く行かない理由です。

中長期的視点が欠如すると
「志」や「大儀」が成り立たないんです。

だから損得勘定しかできなくなるんです。
それ以外の価値観が見えなくなります。

自分自身を
こんなさもしい人間にするのは止めましょう。

人生にはバイオリズムがあります。
上手く行ったり、行かなかったり…。

上手く行ってる時に
いざという時の準備をしておくこと。

好事魔多し。
備えあれば患いなし。

うん、とても大切なことですよね。

こんなシンプルなことなのに
上手く行ってる時には
全然見えなくなってしまうのが
人間でもあります。

今だけカネだけ自分だけ。

いずれも大切なんだけど
「だけ」になってはいけない。

でも「だけ」になる人が多いです。
ということはですよ、
今だけじゃなく未来を見据えて
金だけじゃなく多様な価値観を持って
自分だけじゃなく世のため人のためを思えば
確実に突破口は拓けますよ。

損得勘定だけにならず、
「時間」と概念を加えて
さらに「志」や「大儀」を付加すれば
そんじょそこらの人には負けないんじゃないですか？

人生でいちばん若いのは
常にいまこの瞬間です。

老いてこそできることもありますけど
若いからできることもあります。

前者はこの先いくらでもできる。

でも後者は
早ければ早いほどいいってこと。

やるなら…今でしょ！

才能や努力も大事ですし、
スキルや経験も大事です。

しかしそれよりもさらに大事なのは
「レジリエンス」ではないでしょうか？

そんなに上手く行く事ばかりじゃないし
誰にだってミスも不調もありますよね。

それを引きずらないためにも
レジリエンスがあると
次のフェーズに進めます。

強い人です。
失敗にめげない人です。
何度でもチャレンジする人です。

こういう人は
必ず世に出ていくように思われます。

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