【夫婦:笑える話】海底で溺れる旦那、納得の妻
ずっと挑戦したかったスキューバダイビング
(今後、ダイビングと省略します)
初めて海に潜る時、
とても緊張したのを覚えてます。
あれは、かれこれ15年前
特に、旦那と行った
ファーストダイビングの事は忘れません。
うちの旦那、
服を前後ろ逆に着たり、花粉の季節、透明な鼻水やくしゃみがずっと出てたりするから
周りが、「それ、絶対花粉症やん」
と言っても
「花粉症じゃない」
など、いつも逆を言人なんです。
そんな旦那と、ダイビング。
ダイビングって、潜る時
「バディー」ってのを組まされるんです。
2人以上で1組を作り、お互いに確認し合うシステムです。
分かり易く言うと、命を預ける人です。
映画「海猿」:伊藤英明さん出演
を、見たことがある人は、分かり易いかと思います。
が、、、実際は、初めて潜る旦那と
初めて潜る私で、バディー組みました。
こういう時、いつも
夫婦で!どうぞ!(仲良しだもんね!)
みたいなの、今回は特にやめて欲しかった…
インストラクターの人とが良かったーーー。
だって・・・
命、預けるんですよ・・・
助けて貰えるの?・・・私・・・
(いつもの悪行が頭を過ぎる・・・)
・・・・・
だけど、しょうがない
やるしかない。
バディーは、陸上から既に始まってます。
伊藤英明さんとでは無いですが、始めます。
まず、機材のチェックと装着。
・・・・・それから・・・
えっとぉ~?なんだっけ?
二人共、準備の段階でオロオロです
結果、インストラクターさんにほぼ頼り
何とか確認OK!準備OK(^▽^)/
いざ!海へ!(エントリー)
ボートではなく、
岸から少し先のブイの所まで泳いで行き、
水面から、下ろしてあるロープを辿れば
海底に行けるようになっています。
あっという間に、海底の砂地に到着
そこからは、地面に沿って平行に進んでいきます。
インストラクターの方が先導して下さり
ホワイトボードや、ハンドサイン(手話のような会話の手段)
を使い、説明を聞きながら進んでいくのですが、
・・・水中って
息を吸ったり、吐いたりするたびに
身体が浮いたり、沈んだりするんです。
(肺が大きくなったら浮くし、
萎んだら沈む、その繰り返し)
なので、その感覚に慣れるまで、
フラフラしたりするんですけど・・・
それにしても・・・
・・・・・
私と少し離れた所で横にいるバディー(旦那)が、ずっとフラフラしてるんですけど・・・
なぜ?
あんなに左右に揺れる?
なんか、トラブってるみたいに見える
・・・・・
旦那が気になって、インストラクターさんの説明が、耳(実際は目)に入ってこない。
・・・・・
一応、私、旦那のバディーなんで
違和感 解決のため、旦那に近寄り確認します・・・
「どうしたの?」
人差し指を左右に動かし聞いてみる
「大丈夫」と手でOKを作り
答えてくれるが・・・
目が、笑ってない
・・・・・
そして、そんな私達の行動に気づいた
インストラクターの方が、「どうしたの?」
とホワイトボードに書き、尋ねられる。
私は、旦那を指さし、
「なんか、変なんです・・彼」といった感じで、首を振り
両手で「さぁ~?」のポーズをとる
そして、インストラクターの方は旦那の近くに行き、旦那にも尋ねられるが、
旦那自身も「分からない・・・」とやっているのが見てて分かる。
本当に慣れてないだけ?
そのうち、
インストラクターさんがスーっと動き、
旦那の足元を見ている様子
「こ・れ・が、ぎゃく」
フィンを指さしてる。(足ヒレ)
あっ、旦那が片方脱いで履き直してる
・・・・・
・・・・・
うっ、うそでしよっ?
片方、逆に履いとったん!!?
フィンには水の流れを作るように傾斜がつけてある。
その傾斜が、裏表逆に履いてたら・・・・・
・・・・・
もう、足がスクリューやん!
右足で、下に押し
左足で、上におし
そりゃー、回転するわ!
(ケラケラケラ・・・)
ブクブク、ボコボコ気泡がすごい……
笑いすぎて酸素を使い過ぎる・・・
(酸素=命)
それにしても、よく耐えてたな
あのフィンのつけかたで、、、
け・れ・ど・も、
・・・・・
「OK」じゃないじゃ~ん
「NO」じゃ~ん
いっつも、逆の事ばっか言ってるから・・・
フィンも逆にしたんじゃないのぉ~!?
もう逆はこれっきりにしてね
そう思う妻でした。
ここまで、読んでくださりありがとうございました🍀。
※因みに、ストラップフィンを使ってます。
どんな感じか気になる方は調べて見て下さい😉