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[解説と設問を発表]COP27:発展途上国の「損失と損害」支援基金設立へ【英語で学ぶ大人の社会科】第46回 11/27(日)20時@オンライン
国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の歴史的合意を検証
2022年11月の「英語で学ぶ大人の社会科:世界の知性が語る現代社会」のワークショップのお知らせです。2022年11月27日(日)夜20時@オンラインで開催するワークショップはエジプトで開催されたCOP27の歴史的合意に関する国連が発表した記事、「COP27、脆弱国向けの新たな「損失と損害」基金について画期的な合意を達成」を利用します。このワークショップの解説と設問を発表します。
今回のワークショップでは、「気候変動の激化と経済格差」というCOP27の最重要課題について、議論を深めたいと思います。チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから,、または銀行振り込みでお願いします。
【チケット】
COP27:発展途上国の「損失と損害」支援基金設立へ【英語で学ぶ大人の社会科】第46回 11/27(日)20時@オンライン
【銀行振込での申し込み】
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
このワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。
COP27:発展途上国の「損失と損害」支援基金設立へ【英語で学ぶ大人の社会科】第46回 11/27(日)20時@オンライン|Global Agenda
【ワークショップ】
2022年11月6日に始まったCOP27が20日に終了しました。会議が始まる前は、世界がロシア・ウクライナ紛争でエネルギー・食糧不足に悩まされる一方、パキスタンなど今年度災害で大きな被害を受けた国々から気候変動により生じた損害への支援を先進国に対して強く求める声があがりました。今回の会議では、合意以前に、各国が同じ課題について議論ができるのかさえ、不安視されていました。
COP27 今夜から首脳級会合 気候変動対策 課題に各国一致なるか | NHK
途上国側は、先進国がこれまで大量の温室効果ガスを排出してきたせいで、自分たちの国が気候変動により大きな被害を被ったと主張しており、先進国から途上国への巨額の財政支援を促す基金の創出を求めてきました。先進国は、この基金立ち上げには強く抵抗してきたのですが、最終的にはこれに合意することになりました。
情報BOX:「損失と被害」支援基金、合意内容と残された課題
COP27の成果には関係者の間で賛否があります。しかし、度重なる大規模な災害で甚大な被害を受けた発展途上国に対して、一時的な支援ではなく、基金を通じた長期的な援助を可能にする合意は画期的です。これにより、途上国は気候変動の被害を最小限に食い止めるために必要なインフラ整備に取り組むことが。可能になります
今回の「英語で学ぶ大人の社会科」はCOP27の成果について、以下の国連のプレス・リリース記事を使い、英語で議論します。
COP27 Reaches Breakthrough Agreement on New “Loss and Damage” Fund for Vulnerable Countries
このワークショップの詳細は以下の通りです。
日時: 2022年11月27日(日)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~
このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
解説
波乱に満ちたCOP27が終わりました。今回の会議は、昨年のCOP26で完結した2015年のパリ協定の「ルールブック」を、どう行動に結びつけるのかという内容になる予定でした。すべての国が5年ごとにCO2の削減目標、NDC(Nationally Determined Contributions)を発表するのですが、それは昨年のCOP26でした。その文脈でいえば、今回の会議の重要度は比較的低いものになるはずでした。しかし、今年、途上国を襲った大規模災害の多さから、結果的に「損失と損害」がCOP27の主要議題になったのす。
昨年までのCOPの進捗状況とその基礎的な枠組みについては以下の資料を参照してください。
COPとは?COP基礎講座
https://www.iges.or.jp/sites/default/files/inline-files/20211001_IGES%E9%AB%98%E6%A9%8B_%E6%8E%B2%E8%BC%89.pdf
ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。
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