うつに効く傾聴とは?やり方とその効果。
そもそも傾聴とは?
オンライン傾聴サロンを計画中の、あくぱらです。
「傾聴」という言葉はご存じでしょうか?
あまり聞きなれないと思います。
もしくは、自己啓発本などで、ビジネスのスキルとして取り上げられてるのを読んだことがあるかもしれません。
今回は、ビジネスよりも、精神面・心のケアのための傾聴について、まとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
傾聴はコミュニケーションツールのひとつ
傾聴とは、簡潔にまとめると、相手の話を聞く時の姿勢のことです。
自らを受容し、自分らしい人生を生きるための必要なアクションを、サポートするコミュニケーションツール。
ビジネスシーンやプライベートでの人間関係の構築に有効なツールとしても扱われています。
そして、うつなどの気分障害を中心に、傾聴されることで予防できるケースが多々あります。
なぜ傾聴が必要とされるのか
うつなどの精神疾患になった際、最もつらいのが、家族や友人などと意思の疎通ができなくなることです。
現代社会では、うつに限らず「理解しあえない」状況に置かれた人が多く、心の健康が著しく損なわれているのが現状です。
傾聴されることで、理解してもらえたと思い、心の健康増進が期待できると思っています。
傾聴の効果
傾聴してもらう際、傾聴される側は考えや思考を口にすることで、ストレスが発散されます。
また、話をすることで頭の中が整理され、自分の中に存在する答えを見つけることができます。
そして、最も大切なのが、話を聞いてもらい、受容される感覚=自分が認められる感覚を得ることができます。
これは、ストレス社会を生きていく中で、精神衛生上必要不可欠だと思っています。
理解されている感覚は、心ある人間にとって大切で貴重な心の源。
しかし、「良き理解者」(つまり傾聴者)の存在は、現代の日本に置いて貴重になっています。
傾聴する側の心構え
傾聴の基本は、自分自身のあり方。
たとえば、「赤ちゃん=かわいい」は×です。
自分の世界観(常識)で、相手の世界観を理解しようとしないようにします。
「相手の話、相手の世界観、相手の気持ち」を聴くことを忘れず「受容」することが大切で、多様性を理解することも重要となります。
傾聴スキルを身に着けるメリット
傾聴ができるようになると、相手の世界観や気持ちに寄り添うことができ、他人との意思の疎通が出来るようになります。
すると、自然と人間関係が良い方向へ導かれていきます。
また、自分自身のあり方についても、改めて見直すことができます。
そして他人から、相談しやすい人として、尊重される(かもしれない)です。
最後に
現代社会は、ストレス社会であり、自分だけでなく、職場や友人がうつ病になる可能性は高まりつつあります。
その際に「傾聴」を意識することで、その方の助けになるかもしれない。
また、自分自身の心の健康につながります。
ぜひ、傾聴を学んで、活用してみてください。
働く人がうつで働けなくなる。その前に手が打てる方法を模索し実現することで、社会に貢献していきます。