見出し画像

書いてつながる 文通はじめました

前回の自己紹介で、noteを始めようと思ったのは、ある人から「表現がない」と言われたことがきっかけだと書きました。

それから、自分を表現するということをしてみようと、考えていました。

今まで、自分の気持ちを隠したり、避けてきていたので、いざしようと思っても、どこからどうやって話せばいいのか自然な感じでできません。
かなりの重症です…。


対面して話して、私の話を聞いてくれる人もいないので、カウンセリングに行きました。

普段 なるべく誰かが傷つかないようにと、周りの雰囲気に合わせて、当たり障りのない表面的なことを話していました。
だから、誰の記憶にも残らない、透明人間です。

これは昔からなのですが、たまに自分の本心を話そうと思うと、涙が出てきてうまく話せません。
よっぽど話すのが怖いからの反応なのですね。
いい歳して自分が情けなくなります。

なのでカウンセリングでも、たいしたこと話してないのに、自分のことを話すと、大泣きです。

この辺のことは、カウンセリングに通ううちに克服できることを、期待しています。


「表現する」には、話すことの他に、書くこともあるので、書くこともしてみようと思いました。

友達にプレゼントを渡すときに、一緒に添える手紙を書くのが好きだったり、反対に手紙をもらうのも好きです。

中学生のときに、海外文通クラブというのに入っていて、デンマークの一歳年上の女性と文通をしました。

中学生なのでほとんど英語は知らなくて、数少ない知ってる単語と、辞書をひきながら、ほとんどは先生に一緒に考えてもらって書いていました。

相手の方から届くエアメールが嬉しくて嬉しくて。
文面や送ってもらった写真から、ペンフレンドの人柄や暮らしなどあれこれ想像して、デンマークを勝手に身近に感じていました。
何回か文通は続いたけど、知らないうちに途切れてしまいましたが、いい思い出です。


そんなことで、手紙が好きだったんだ!ということを思い出して、書くことで表現したかったので、文通を始めました。


手紙は、住所や名前がないと、届きません。
自分の友達や知ってる人なら、住所や名前を伝えるのに、何も問題はありません。

でも知らない人だと、怖いなと思い、ためらっていました。

ネットで検索していたら、住所や名前を知らせずに、文通できるサイトがあったのです。

「文通村」

それなら、やりたいと思いすぐに登録しました。
プロフィールを書いて、年代、性別、ペンネーム、住んでる県などを登録しました。

私に手紙を書いてくれる人いるのかな?と思っていましたが、私にもお手紙届きました。

今のところ、12人の人とお手紙始めました。
全国各地、私が行ったことのない県の人もいて、あれこれ想像しながら読んで、私もお手紙書きました。

この方は、こういう人なんだろうな
こんな暮らしをしてる方がいるんだ
こんなことを感じて、過ごしてる方なんだ
この方が、おすすめしてくださった本 面白そうだから読んでみよう
などなど。

それぞれに人柄も感じられます。
普通に過ごしてたら、出会わない方との出会いが、嬉しいです。


InstagramやFacebookを以前やっていました。
明るく楽しく充実したように見えるようにしていました。
別にそんな風に偽らなくてもいいのに、他の人がそう見えるから、私も頑張って演じていました。

見栄を張った文を書いたり、写真を加工したりと、自分を偽っていることに疲れてしまい、SNSを辞めたところでした。


文通は、書いてポストに投函して、また届くまでには時間がかかります。
デジタルのスピードの時代に、アナログでゆっくりのやりとり。

その間に色々想像したり、次は何を書こうかなと考えたりするのは、楽しみになりました。


書くこと。
お顔もお名前も知らない人との文での交流。
そんな人がいてくれて、嬉しいです。

まだまだ自分を表現するには程遠い。
私のつたないnote 読んでくださってありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!