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のらねこビフォーアフター
以前、『たとえ些細な出来事でもそれには必ず縁と導きがある』の記事でも書きましたが、我が家は犬3匹と猫8匹の大家族です。
(さらに、仕事でアニマルセラピーをするために飼い始めたハムスターが30匹います)
猫は皆、元野良猫です。
野良猫が家猫になると表情がすごく変わる
と、よく聞きますが、その通りでした。
8匹とも自力で保護した子達ですが、
保護活動を始めて、2匹目の猫がなかなか大変な子でした。
1匹目があっという間に懐き、飼うのに特に苦労もなく、
いたずらも滅多にしないお利口さんでしたので、
案外いけるもんだな、と思い2匹目を保護。
2匹目は1匹目のおそらく兄弟ですが
性格は正反対で、とにかくおっかない子でした。
捕獲器の中で力いっぱいシャー!!と怒り、
中で暴れるわ、強烈な猫パンチを繰り出そうとするわで
捕獲器から出すだけでも大変苦労しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717419117337-M2vykKcSfe.jpg?width=1200)
保護したのがちょうど一年前。
最初の3ヶ月はずっと威嚇され続け、シャー!!と、強烈な猫パンチの嵐。
3ヶ月経ってようやく、ニャーンと普通に鳴くようになり
私の顔を見ても怒らなくなりました。
撫でるのはまだ拒否で、孫の手を使って撫でてやり
スキンシップを試みました。
撫でられるのが気持ち良いと分かったのか
次第に気を許してくれるようになり、
半年経った頃、ようやく手で撫でさせてくれるようになりました。
その後は甘えん坊で、ずっと撫でろとばかりに鳴いて要求してきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717419176914-9N5D708SFu.jpg?width=1200)
最初はおっかない顔つきで、正直ブサイクだなぁと思うくらいでした。
なかなか懐かず、ごはんをあげると、こちらを睨んで唸りながらを食べる毎日。
一生懐いてもらえないかもしれない…
と、心折れそうになった時もありましたが、
今ではすっかり可愛らしいお顔になりました。
こんなに顔が変わるのだなぁと。
懐いてくれなくても、こちらの思うようにいかなくても、
それでも愛情かけて関われば変わるのだと実感しました。
今はずっと目の前でおなかを見せて寝転び、
スリスリもよくしてくれます。
仕事から帰ってきた時、私の顔を見ただけで
ゴロゴロ音を出してくれるようにもなりました。
それだけ私相手にリラックスしてくれているのだな
と思うと感激です。
近付く度にシャー!!と言って暴れていただけに感動も大きいです。
2匹目の大変さに心折れてしまっていたら、
その後の猫達を保護することはなかったことでしょう。
そう思うと2匹目は私をかなり鍛えてくれました。
2匹目のおかげで野良猫との関わり方がよく分かり、
その後の6匹をスムーズに保護でき、皆懐いて、すっかり家猫です。
大家族なのでお世話は大変ながらも、
彼らのモフモフな体と、愛らしい仕草に癒される日々。
皆、我が家に来てくれてありがとう。
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