適応障害からの体調回復へ向けて② 積極的休養を学んだ「休養学」
「休養学」という本に出会いました。
仕事をしていた頃は、本屋での立ち読みレベルでした(腰を据えて本を読む気力もなかった)が、休職期間になったので、「今が読みどき!」と買ってしっかり読みました。
この本の主旨は、「ただ寝る・ただ食う・ただ休む」ではなく、活力を高めるために幅広い休養の方法を取りましょう、というものでした。
ある程度の負荷をかけた方が、回復が早くなる、というのです。
確かに一日布団に臥せっていてもあまり疲れは取れなかった経験があります。
これは一理あると感じ、休職期間最初の2週間ほどは、以下を意識して過ごすようにしました。
・遅くとも12時には寝る(過労の頃はもっと遅い日が常態化していました)
・ごはんは無理なく3食食べる(ストレス溜まると食欲がなくなるタイプです)
・1日に1用事は作って外に出る(近所で買い物、散歩など)(とんでもなくインドア派です)
・ラジオ体操やストレッチで無理なく運動(運動嫌い)
・無理のない範囲で転職活動(休職前から継続)
→面接や面談は1日につき多くても1~2件に抑えて、休養と面接準備の時間を十分取るようにした
・面接の事前準備と事後整理
→当たり前のことだが、今まではかーなーり疎かにしていた…。志望動機とかクソ真面目に聞く方がおかしいと思ってた。でも面接官の立場に立って考え、クソ真面目に事前準備して志望動機をノートに整理して挑んだら、聞かれた時は準備してよかったと思えたし、聞かれなかったとしても、思考の整理をした状態で納得して面接に挑めたので、やってよかったしかない。
→事後整理も、復習だね、勉強と一緒。やりっぱなしで遊びに逃げない。聞かれたこととそれに対する回答がふさわしかったかを整理することで、次の面接でも前に話したことを忘れずに済む。
・次の転職先で必要になるかもしれない英語の勉強
→休みつつも、「何もできていない焦り」を軽減するため。英語の勉強は好きだったので、無理なく楽しめた。
・好きだった読書やドラマ、映画を見る
→仕事で体を壊していた時は、娯楽や勉強を楽しむ余裕もなかったので、それを取り戻したかった。
で、1週間もあればある程度は回復しました。単純。
よく寝られるようになりました。
でも、翌日に心配がないからちゃんと寝られるというのはある意味当たり前で(当たり前じゃない方がいるのは承知しています)、翌日心配な仕事や面接があるときも、いかに安眠をするか、が次の課題となりました。寝ても寝ても眠い。睡眠の質を上げたい。
次は、どうしようかな、特に決めていませんでしたが、「お守り」の効果について書いてみようと思います。