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現代の退職理由3選

みなさんが思う退職理由は何でしょうか?

一般的には下記を思い浮かべる方が多いかと思います。

「職場の待遇や環境に不満があるから」


「給料低い」「休みがない」など

では現在でも同じかというと、そんなこともないようです。
今回は、現代の転職理由を大まかに3つに分類しました。

離職を防ぐために、知っておいて損はないかと思います。

栁澤航希(Yanagisawa Koki)
■動画編集/SNS運用を通して、企業の「採用」「集客」をサポート
■新卒で人材業界に入社
⇒採用コンサルとして、50社以上の採用課題を解決
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■少子高齢化が進む現代で、売上向上のための採用に限界を感じる
⇒「映像」を使った集客や採用活動の手助けを行う
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①現環境への不満

最も一般的な部分からになります。

転職・求人doda(デューダ)トップなるほど!転職ガイド転職理由ランキング【最新版】 転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査!
https://doda.jp/guide/reason/?msockid=143578cd09ad65e01a0c681708d764d6

こちらは2024年に公開された、「doda」調べの転職理由ランキングです。

  1. 給与面の不満

  2. 社内の雰囲気に対する不満

  3. 社内の人間関係に対する不満 …

このように、「待遇・福利厚生」への不満が上位を占めています。

どうして不満を感じてしまうのか?

不満を感じる一番の要因は、「想像と現場のギャップが酷かった」ことです。

「人間関係が良好と思ってたのに、完全実力主義の蹴落とし合い文化だった…」
「インセンの割合が高いと思ってたのに、年功序列だった…」
「上司が思っていたタイプと正反対だった」

このような「勘違い」によって不満を感じてしまいます。

これを解決するには、
・求人票に余すことなく書く
・インタビューの撮影と記入

を行います。

視覚情報の優位性を表す「メラビアンの法則」
https://theories.jp/terms-melavians-law/

※詳しくはこちらの記事に記載してあります。合わせてご覧ください。

「辞めさせない努力」ではなく、「辞めない人」を事前に採用する|栁澤航希【採用コンサル⇒動画制作】 (note.com)

待遇・福利厚生・職場環境に起因する離職
依然として多く残っている。


②キャリアアップ転職

ここからは現代風の離職理由になっていきます。

Job総研による『2022年 キャリアに関する意識調査』を実施 7割が今後のキャリアに不安 賃金上がらず不透明な未来に当惑
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000013597.html

上記の円グラフを見ればわかる通り、
「70%」が今後のキャリアに対して悩みがあると回答しています。

Job総研による『2022年 キャリアに関する意識調査』を実施 7割が今後のキャリアに不安 賃金上がらず不透明な未来に当惑
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000013597.html

また、具体的な悩みについては
「収入面」の不安が圧倒的に多い結果となっています。

コラム1-3-①図 G7各国の賃金(名目・実質)の推移
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/21/backdata/column01-03-1.html

こちらは有名なグラフかと思いますが、
名目・実質賃金共に「日本だけ上がらない」状態が続いています。

いわゆる「失われた30年」に当たります。

では、収入アップを目的としたキャリアアップ転職に対しては
どのように対策をすればよいでしょうか?

人事評価制度と目標管理の実態調査
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/personnel-evaluation.html

ポイントは「評価制度」の妥当性です。

キャリアアップ転職とはいえ、
完全に不満が無く辞めている方は実は多くありません。

優秀な社員ほど、
「自分はもっと評価されてもいいはず」
と思って、転職に踏み切ってしまうのです。

成果を出している社員はしっかり評価するという
「当たり前のこと」を怠らない。


③独立のための辞職

こちらに関しては、防ぐのはかなり難しくなります。

副業・兼業に関するデータ
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/000558802.pdf

上記は、副業をしている方が増えていることを示す棒グラフです。

起業というと、かなりハードルが高いことと思うかもしれませんが
現代の「スモールビジネス」では、そのハードルも下がります。

※スモールビジネスとは
ニュービジネスベンチャービジネス登場で、これまでの大企業中堅企業中小零細企業といった規模分類だけでは優劣判定ができなくなったのに対応して優良中小ベンチャー企業合わせてよぶもの。
-Weblio国語辞典より

副業を始めてみた
⇒売上が上がってきた
⇒そちらにコミットした方が収入を上げられそう
独立しよう

という流れになることが非常に多いです。

現代では、
「副業⇒独立」の流れが多くなってきている。


本日のまとめ
①職場環境や待遇への不満はいまだに多数を占めている。事前にミスマッチを防ぐ努力が必要。
②キャリアアップ転職が増えてきている。「実績を出している社員を正当に評価」することで、居続けたい環境を作る努力が必要。
「副業⇒独立」というスモールビジネスが増えてきている。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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