業務改善だけじゃない、AI面接で面接官が得た意外な成果!〜候補者をより深く理解し、面接の質を高める〜(AI人事ブログ#06)
Givery新卒採用担当の丸山(@k_00712)と採用広報の富井(@tommy_tomii_08)です!👋
#02からお伝えしている『AI面接』についても今回で第5回目!
次回が最終回となります。
前々回から以下スケジュールにてAI面接にて私たちが得た成果をお伝えさせていただいており、今回は「面接官」が得た成果をお伝えします。
ブログスケジュール☑
第4弾 :AI面接で人事が得た成果
第5弾 :AI面接で候補者が得た成果
第6弾⬅️今回!:AI面接で面接官が得た成果
前回はこちら!
AI面接が「面接官」に影響????
「面接官」が得た成果と聞いて、まずAIによる面接なのに、なぜ人間の面接官が影響を受けたのか?と思われる方も多いのではないでしょうか。
ここで指す「面接官」とは、弊社の役員面接官です。
#03でもお伝えしましたが、弊社の選考フローはこのように、AI面接の通過者は役員と代表に会っていただくフローとなっておりまして、この「役員」と「代表」が成果を得ているのです!
これは、私たち人事が導入前には想定していなかった成果だったので、ぜひ皆さんにシェアしたいと考えていました😊
面接のスクリーニング精度向上⤴⤴
実際に弊社役員からもらった、Slackがこちらです!
人間が行う面接だと、申し送りの精度や情報量には限界があり、特に忙しい人事さんだとそんなに多く書いてられない!ということが、日常なのではないでしょうか?
弊社もまさにそうでした!😭
👤これまでの面接申し送り
▼これまで
・約10行の申し送り
・7つ評価基準ごとの点数(1~5点)
・エントリーシート
・面接のメモ
やはり年間数千名規模となると、役員面接への申し送りはこのような形でした。最終面接では候補者カルテを作成し詳細に申し送りを行なっていますが、その作成も非常に時間がかかっていました。(時には1名あたり30分くらい・・)
🤖AI面接での申し送り
▼AI面接導入後
・平均約50行以上の申し送り
・Givery独自の14個の基準での候補者分析
・AI面接デフォルトのポータブルスキル評価基準での候補者分析
・面接の要約(単純な要約ではなく、課題、原因、施策、効果のフォーマットでガクチカを整理してくれる)
そのAIによるヒアリングと分析結果を閲覧しつつ、面接ができることは、面接のスクリーニング精度を上げることに直結しています!
面接の質向上は学生へのアトラクトにも!
前回の記事でも記載したのですが、上記のような深堀ができる面接を続けていたところ、
AI面接受験後の役員面接に参加していただいた学生さんから 「通常の面接よりもかなり深掘りをされて、今までない視点で質問をされたのですが、なぜそこまで本質的なことを聞けるのですか?」 と質問をいただいたんです!
「質問の質と言語化がうまい」という意見があり、情報量が多いことは「候補者から見て、面接官が優秀に感じられる」ということがわかりました。
面接官の役割の一つに「こんな人になりたい!」「こんな優秀な人のもとで働きたい!」と候補者に魅力付けを行うことも含まれると思います。
そこをきちんと役員など、選考の終盤の面接官から印象付けられるのは、承諾にもつながる重要なポイントとなりそうでとても期待しています。
まとめ
今回まで5回にわたって、AI面接をお伝えさせていただきました。
AI面接を導入することは、生成AIの利活用推進を事業として展開しているギブリーであっても、社内の人事担当としては不安な部分もありました。
しかしやってみて分かった発見がたくさんあり、今はAI面接なしの選考フローは考えられないほどになっています。
だからこそ、ブログという形で生の声を届けることが、どこかの人事さんの助けになるかな?と思い、発信しています。
次回最終回は弊社の今後の活用展望と、このブログの展望もお伝えします!
ぜひ応援お願いいたします!
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