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#2351 お金とは

私は未だにお金が何なのか、よく分かっていません。
お金ってなんだと思いますか?
またそう思う理由はなんですか?

#1

私は、お金は権利の体現だと思っています。
お金は、実際に存在するものに対して、明示された量と交換することでその権利を得られます。
大抵ものは時間と共に劣化していきますが、権利を劣化しないものに定量化し扱うことで、質の違うものの価値の交換を可能にします。それが、お金なのかなと思います。

#2

普遍的価値を具現したものだと考えます。

物々交換において統一的でなかった価値基準を統一し、スムーズに経済活動を行えるように、「お金」という概念を作り、普遍的価値を付加したのではないかと思います。

#3

お金はつながりを作る仲介者です。

#4

>>3 そのとおり、価値の交換媒体ですね。
おカネだけを持っていても無意味です。お腹が空いたら食べ物に替える。移動したければ切符に替える。おカネをモノやサービスに交換します。不足しないように、労働を賃金に替え、貯蓄します。家を買う場合は、信用を創造して金融機関からおカネを借りて、住宅と交換し、毎月、労働賃金から返済します。
こういった価値の交換媒体がおカネですね。

#8

本が1冊十分に書けるほどの難しい問題を“さらっと”お聞きになりますね。笑
書ける範囲、私が知る範囲でお答えを試みてみます。

まず、新古典派と呼ばれる主流派経済学では、お金は単に「物と物との交換をスムーズに媒介するための手段」でしかない、と考えられています。
つまり、お金そのものには、何ら価値は存在しない、という立場です。

ただし、お金を使って投資したい人がいるので、お金をその人に貸して金利を得ることはできます。(これを、「時間選好」と言います)
つまり、利子を生み出すという意味では、お金は価値を持っていることになります。

これに対してケインズ経済学では、お金は「どのような物であっても交換可能」という特殊な地位を与えられたため、それによって本来は何ら価値を持たないはずのものが、人々の欲望の対象となった、と考えます。(これを、「流動性選好」と言います)

お金が人々の欲望の対象となったために、人々はお金そのものを手元に持ちたがるようになり、そのために物が売れなくなる。それが不況の大きな原因となっている、と考えます。

これに対して、主流派経済学では、お金は単なる交換の媒介手段としか考えません。
そのため、通貨の流通量を増やせば、それでインフレが起きると考えます。
現在のアベノミクスもそうした考えに基づいていますが、結果としてインフレは起きていません。

このように、経済学者であっても、お金に対する考え方は異なります。
さらに、なぜ単なる紙切れに過ぎないものが、お金として価値を持つのか、ということも、お金の本質を考えるうえで、重要な意味を持っています。

でも、長くなるのでこの辺でやめておきます。

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GIRON編集後記

こんにちは、GIRONの粟津です。

今日のGIRONは”お金とは”です。

普段使っているモノ、大切であり、なくなるモノ、時には増えるモノ、

お金は全ておいて、誰もが認める価値のある共通のモノなんでしょうね。

じゃあなんだと言われれば、正直よくわからないとういのが正解かもしれませんね。

このほかにもさまざまなGIRONが繰り広げられていますので、GIRONアプリで覗いてみてください!

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