【新型コロナウイルス】今こそ必読「感染症の世界史」
このたびの新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
さて。
あなたは、ちゃんと科学的見地に法り、新型コロナウイルスを正しく恐れることができていますか?
例えば、ウイルスと細菌の違いはわかっていますか?
コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同じで夏になったら衰えるとか勝手に期待していませんか?
…今こそすべての方に読んでいただきたいおススメの1冊、それが「感染症の世界史」です!
☆著者の経歴がぶっ飛んでいる!
著者は石 弘之先生。
過去に「マラリア四回、コレラ、デング熱、アメーバ赤痢、リーシマニア症、ダニ発疹熱各一回、原因不明の高熱と下痢数回」を罹患したにもかかわらずサバイヴしてきた猛者です。(「感染症の世界史」あとがきの記載による)
感染症の専門家ってみんなこんな猛者なんでしょうか(笑)
もともとは環境史がご専門のようです。なぜ感染症の本を著したのかと言えば、感染症の流行と環境の変化には因果関係があるんですね。石先生によれば、西アフリカのエボラ出血熱(※)の大流行は熱帯林の破壊が原因であり、マラリアやデング熱などの熱帯病は温暖化で広がっている、とのことです。非常に説得的です。
※現在では、必ずしも出血を伴うとは限らないので、国際的には「エボラウイルス病」と呼称するようになっています。
☆感染症 VS 人類
「感染症の世界史」を読めば、新型コロナウイルスだけを過度に恐れても仕方ないことにすぐに気づくでしょう。
20世紀を振り返ってみるだけでも、
・1918 ~ 19 年の「スペインかぜ」の世界的流行では 3000 万~ 4000 万人が亡くなった(近年の再検討では、死者8000 万人以上との説もある)。スペインかぜの流行によって、皮肉にも第 1 次世界大戦の終結が早まった。
・1957 年の「アジアかぜ」、死者は100万人以上。
・1968 ~ 69 年の「香港かぜ」、こちらも100 万人以上が亡くなった。
2020年に大暴れしているのは新型コロナウイルスだけではありません。アメリカでは、インフルエンザの大流行により、少なく見積もっても 2600 万人が感染し、死者は少なくとも 1 万 4000 人と発表されました( 2 月 19 日付CNNニュース)。
日本でも、季節性(普通の)インフルエンザで毎年数千人が亡くなっています。
はしかや風しんが大流行する年もあります。
そして、感染者を死に至らしめる可能性のあるコロナウイルスは今回で 3 度目の出現です。
・2003 年のSARS(重症急性呼吸器症候群)
・2012 年のMERS(中東呼吸器症候群)
そして今回の「新型コロナウイルス」。
コロナウイルスは今回も含めて3回もパンデミック(世界的流行)をもたらしたことになります。
☆ウイルスに対する勝率を上げるには?
残念ながら、感染症が流行するのは「普通のこと」なんです。
人類の歴史はたかだか20万年。ウイルスは40億年も生き抜いて今日に至っています。
4桁も違う、超格上の大先輩を相手に闘っているのです。
ですから、うまく付き合っていく工夫が必要でしょう。
やはり、世界的に見ても異常な「満員電車」による通勤を余儀なくされる状況が改善されない限り、新型コロナウイルスが終焉してもまた同じような事態を繰り返してしまうでしょう。
世界で乗降客数の多い駅トップ20のうち、実に17は日本の駅です。(詳細に興味がある方はこちらをどうぞ)
そしてこんなシミュレーション結果もあります。新型インフルエンザ流行のときに、国立感染症研究所がつくった感染拡大のシミュレーションです。
ある男性ひとりが新型インフルエンザにかかって電車で出社すると、4 日後には 30 人だった感染者が 6 日後には 700 人、10 日後には 12 万人に広がるという結果だったそうです。
たった10日で12万倍の感染者ですよ。いったい日本は何か月、満員電車を放置していますか?
…どう考えても、ライヴハウス名指ししたりパチンコ屋を詰めたりするよりまず満員電車でしょ!
※ただし、今回の新型コロナウイルスの感染率が新型インフルエンザで近似してよいのかどうかは、よくわかっていません。
☆まとめ(自分や大切な人を感染症から守るために)
とりあえず、日本人一人ひとりが、今よりも数段階は賢くならないとダメでしょう。
そして、労働環境を中心に、社会構造を劇的に変革する覚悟と実践力が必要です。
言わばコペルニクス的転回です。
そもそも出勤すること自体必要なのか。
出勤するとして、その時間でなければ、その場所でなければいけないのか。
いまどき電話やFAXでの連絡を強要する会社、終わってますよ。何世紀遅れれば気が済むんでしょうか。
マスク買い占めたり、思いつきと人気取りで一斉休校したりしてる場合じゃないよ。
…このような思考と判断に至るには、基礎的な知識と教養がマストです。
とりあえず、「感染症の世界史」を読むところから始めてください。
勉強はあなたと大切な人の生存確率を高めてくれるでしょう。
普通に世界史の勉強にもなるので受験生にもおススメです!
結論
「感染症の世界史」を読めばサバイヴできる確率が大幅に上がる
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