見出し画像

詩)ちっぽけな幸せの我が道を行くガラパゴス

癖のある詩と背の高い我が道をいく男は何故
融合することが出来ないか そんなこと考え
ながらその隣にはマフラーが似合う女性が居
癖のある詩を書く男との融合は可能かどうか
考えながら 更に隣の傘を持った女性の悲を
思う 繰り返しなのだ こんなことはいつも

今さら怖くていえないこともあるわ 今日も
興味本位ではいいとも悪いとも言えないこと
それだけ関わっているのはなんなのか考える
法理論的可能性があることと実際に持つこと
持つことは可能性とは全く違う対抗手段方法
それは言葉ですらない癖があろうと無くとも
穴の空いたジャケットからはみ出した拳銃を
ケツの穴に突きつけられながら字余りの幸福

隣に誰が住んでるかを確認して息をする習慣
日の丸抱いて神風神棚 人殺しの儀式 嫌だ
死にたい 言葉が聞き取れない言葉使いたち
オモチャの箱で戦争していた坊ちゃんの記憶
超高速で破滅するのは 運命でも何でもなく
ちっぽけな幸せの我が道を行くガラパゴス。

いいなと思ったら応援しよう!

げん(高細玄一)文学フリマ東京39 な-20
2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します

この記事が参加している募集