催花雨のころ桜と故郷~山口~其中庵・瑠璃光寺五重塔・萩往還
故郷への旅は、いつも富士山に会うことから始まる。
正午少し前に山口宇部空港着
予約していたレンタカーを借りてランチは評判のいい寿司屋
夫 海鮮チラシ 私 たかくら御膳
たかくら貝汁のインパクトたるやすごい。
これだけの浅利を使うからこその貝の旨みがぎゅっと詰まった、ほっとする味の味噌汁。さすが評判通りの名店。
食事の後、まずは種田山頭火「其中庵」へ向かう。
母よ うどんそなへて わたくしも いただきます(山頭火)
うれしいことも かなしいことも 草しげる (山頭火)
さくらさくら さくさくら ちるさくら (山頭火)
昭和7年、福岡市にある西公園の桜を愛でたときの句
雨ふるふるさとは はだしであるく (山頭火)
催花雨のころ、曇天のふるさと。
俳句がす~っと染み入ってくる。
次は国宝「瑠璃光寺五重塔」へ
瑠璃光寺を後にして歴史の道「山口萩往還」に向かう。
石畳に蒲公英
「次に来たときは、六軒茶屋跡まで歩いてみよう」
山口市内中心にあるホテルにチェックイン。
少し休んでから道場門前を歩く。
あまりにも灯りが魅惑的だった店に入る
「それではお元気でいてくださいね」と店を出て、一の坂川沿いを散策
一の坂川 夜桜
「おいでませ、山口」
来ましたいね、山口へ
懐かしいふるさとです。