昨年の秋。
ヨークシャー・パーキンを焼くのに、英国伝統菓子の本を何冊か読みました。
そのとき気になり、うちで自分流アレンジレシピを作って焼いてみたくなったのがフラップジャックです。
Flap jack!
まじないの言葉みたいで、早口言葉みたいな発音の名前がいいでしょ?
フラップジャックって何?
1600年代、シェイクスピアの作品にも名前が登場するという由緒正しきフラップジャク?とは言っても当時のフラップジャックはソフトなパンケーキのようなお菓子で、1935年頃からシリアルバーのような焼き菓子フラップジャックが誕生したそうだから、比較的新しい英国の老若男女みんな大好き焼き菓子ということになるのかな?
(ひっくり返すという意味のflipがパンケーキをひっくり返す意味になったflap、jackはありふれたもの、普通より小さいという意味。名前だけが残り、お菓子そのものは変わっちゃったということですかね)
材料はオーツ麦とバターとゴールデンシロップとブラウンシュガーの四つで、これらを混ぜて四角く焼いて、ひと口大に切った、早い話がシリアルバーがフラップジャック!
これを日本では馴染みがないゴールデンシロップをわざわざ買うのではなく、甘麹を使って作りたい!
そんな和製フラップジャックを焼いてお茶時間
シリアルバーとか好きじゃない夫も気に入ったようで、次はココナッツファインとココナッツオイル、ドライマンゴー、マカダミアナッツで焼いてみようかな。
(レシピは↯)
シナグロ ブリティッシュ セレクションでお茶
九月上旬に日本橋三越本店で開催された英国展2024に行ってきました。
目的はマダムヒロミのレシピによるシナグロ ブリティッシュ セレクションの焼き菓子を買いたかったからです。
午後から出かけた英国展2024会場は、スコーンの販売もあったからか大賑わい。ヴィンテージショップの出店もあり、英国好きの血が騒ぐ!
まだまだ日本での英国人気は衰えることを知らないようです。
和風フラップジャックを作るのなら、やはり本場のフラップジャックを食してみたいじゃないですか。
シナグロ厳選の有機食材を使った焼き菓子はどれも美味しそうで、スコーンとフラップジャック、ホットクロスバンズ、バナナジンジャーローフを大事に抱えて、足取りかるく帰宅。
三日にわたって、マダムヒロミの上品で真なる美味しさが詰まった焼き菓子を堪能したのでした。
JK少女宅にも届けたら
「バナナジンジャーローフは口に入れる前から香りがよくて、すごい幸せ!って感じだった!ありがとう」とライン。
英国展2024から帰った日の一人晩ごはん
三越本店の地下一階に立ち寄り、シナグロのお惣菜を買って帰宅。
英国展2024の翌日、スコーンでミルクティー
なんて豊かなひと時だったのでしょう。
うちに居ながらにして体験できた英国のお茶時間。
まだまだ世界は知らない伝統菓子であふれてる!
マダムヒロミの note です ↓