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「褒めて伸ばす」と「褒めちぎって伸ばす」は違います
大学の夏休みが長すぎてそれはそれで困る気がしてるGingaです!!
今回はタイトル通り「褒める」ということについて考えていこうと思います!!
あんまりここで書くこともないので早速ですが行きましょう!!!
「褒めて伸ばす」を履き違えてない?
最近は褒めて伸ばす傾向が強い世の中である。
もちろんこの傾向はいいことだ。
昭和の野球部のような理不尽な根性論は淘汰されて然るべきである。
しかし、最近「褒めて伸ばす」という考え方に間違った解釈をしている人が増えているのではないかと感じこの記事を書いている。
ここで先に述べておくと「褒めて伸ばす」ということは沢山褒めればいいというものでは無い。
私はなにか人に教える立場ではないが、このことは世に出しておきたいと思ったのである。
褒める行為を安売りしない
浪人時代通っていた予備校の先生は非常に褒め上手な先生だったと思う。
ただ、その先生は滅多に褒めるということをしなかった。
先生は「褒めるという行為には期待していなかったが、予想外にいい結果が出たというニュアンスも含まれてしまうことがある。だからアタシは執拗に褒めることは失礼な事だと思うんだ」と言っていた。
その話を聞いた時私は本当に納得した。
その代わり「もっと上のレベルを目指そっか」という感じで高圧的な感じではなく、私のペースに合わせて手を引くようにさらに高いレベルへと誘導してくれた。
褒めることだけが「褒めて伸ばす」ではない。
「褒められた」ことの価値こそが大事にするべきものである。
褒め方も大事
例の先生は滅多に褒めない分、褒める時はちゃんと褒めてくれた。
普通は「よくやったな!!」とか「すごいぞお前!!」とかそういう風に褒めるであろう。
しかし、先生の褒め方は一味違った。
先生は私が受験に合格した時「お前がちゃんとやってたの知ってるからそうなると思ってたよ。絶対受かると思ってたから合格発表もお前より緊張せず見てたよ。おめでとう」と言ってくれた。
先生が私への信頼があるということを示した上で褒めてくれた。
これが私の心にはものすごく深く届いた。
決して大喜びで言ってくれた訳では無いが、だからこそ本当に私のことを信じてくれたことがわかってすごく嬉しかった。
ただ褒めるのではなくその結果に至るまでのプロセスを含めて褒めると言うことが大事なようである。
「褒めて伸ばす」の意味、考え直しませんか?
先述の通り現在の褒めて伸ばすという風潮はもちろん素晴らしいことであるし、もっと広まって然るべきものでもある。
ただ、今のままでは間違いなく「とりあえず褒めとけ」という感じも否めない。
それはこの記事のタイトルにもある「褒めちぎって伸ばす」行為であり、最終的に効率は悪い。
「ウチの子は褒めても伸びない」という親や教師などもよくいるが、それは褒め方に問題があるのかもしれない。
褒め方によってはそこで満足してしまい、さらなるステップを目指さなくなってしまうこともある。
現状に満足させない褒め方をすることが重要なのである。
最後に
「褒める」って意外と難しいもんだなあとこの記事を書きながら感じました!!
私はまだ人を褒めるという立場になったことはないのですが、大学に後輩ができたりしてそういう場面に遭遇したらモチベを伸ばす褒め方をできたらいいなと思っています。
とはいえあまり深く考えすぎるのもいけない気がするので、頭の片隅において置くぐらいでいいのかなとも思います!!
ということで以上ありがとうございました!!?