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ラベリング 


「ギフテッド」という概念も以前よりだいぶ浸透してきたのではないでしょうか。
「ギフテッド=アインシュタインのような天才」と思っている方は、以前よりは少なくなったかもしれません。

今日まで、ブログ「ギフテッド2E育児」で2E育児について綴ってきましたが、ギフテッド育児は子と親の数だけあり、1人たりとも同じ育児をしている方はいません。

それなのに、ギフテッド2Eの育児の総称のようなタイトルをブログにつけてしまって。と数年経ってアクセス数が伸びてから後悔したこともありました。
結局、今更サイト名を変えるのもなと思いそのままにしておりますが、今後何かのタイミングで変えたい気持ちもあります。

何度もお伝えしている通り、「ギフテッド=神童・天才」という意味では使用していません。
ではなぜ使用しているのかというと、サンプルとしてこういうギフテッドもいるよとわかりやすくラベリングする意味で使用しています。

ブログではわかりやすいように「ギフテッド」という言葉を使用していますが、私自身、育児において我が子をギフテッドとラベリングして育児をしているわけではありません

我が家には2人の子がいますが、2人の性格は真逆です。親としてはそれぞれの特性を理解することが第一であり、ギフテッドかどうかラベリングすることには意味を感じていません。

育てていく上で、それぞれの特性を知るときのヒントとして使用することはありますが、ギフテッドだからこうしよう、というよりは、こういう特性があるからこうしたほうがいいな、という感じです。

親がラベリングすることで、子自身も「僕はギフテッドだから」と免罪符のようにすることだけは避けたい。
逆に、周りからの過度の期待や自身のプレッシャーになることも避けたい、という思いもありました。
そして、1人につきラベルはひとつとは限りません。ギフテッドというラベルをつけてしまい、他の面が見えなくなってしまうこともリスクです。

2人の子は、これから大人になる過程で自分とは何者なのか、自分と向き合いながら成長していくことと思います。ひとつのラベルにとらわれず、多方面から自己を見つめられるようになって欲しいと願っています。



ギフテッドの集まりに参加する?しない?

近年、ギフテッド向けのフリースクール、ギフテッド向けの塾、WEB上でのギフテッド診断、ギフテッドについて勉強する会、ギフテッドの親の会、ギフテッドのサロン・・・などいろいろなサービスができました。
興味があるけど参加するか迷っている、という親子も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

息子がギフテッドかもしれないと言われたのはいまから約5年前。当時はこのようなサービスはほとんどありませんでした。あったとしてもワンコイン茶話会のような集まりだったり、MENSAでのオフ会くらいしか見つけられませんでした。

その後、新型コロナウィルス感染症の流行もあり、オンラインが主流となりいろんなイベントが開催されるようになりました。

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