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人的資産こそが真の豊かさ
世間でよく「お金持ち」と聞くと、資産家や不動産を所有する人、あるいは多くの財産を持っている人を思い浮かべるかもしれません。私も以前はそのような認識でした。しかし、最近の私の中で「本当のお金持ち」とは何かを考えるようになりました。そして気づいたのです。私が思う「真のお金持ち」とは、単にお金や物質的な財産を持っている人ではなく、人的資産を持っている人ではないかと。
人的資産とは、つまり自分が他者から信頼され、愛される存在であること。そして、困った時に助けてくれる友人や家族の存在です。たとえば、仮にお金がなくなったとしても、あなたが誰かからご馳走をしてもらったり、親身になって相談に乗ってもらえる、問題解決に協力してもらえる関係を築けているのであれば、それはもう十分に「お金持ち」と言えるのではないでしょうか。
そもそもお金持ちという言葉はあまり好きではないですが。
お金や財産は確かに生活を支えるためには必要不可欠です。しかし、それもまた、人との繋がりの中で巡り巡ってくるものだと私は思います。仕事においても、商売においても、信頼できる人間関係が基盤にあることで初めて大きな成果が得られることが多いはずです。だからこそ、人との繋がりこそが真の資産であり、そこにこそ大きな価値があると感じています。
私はここ数年、本当の人間関係によって助けられ、ようやく気づきを、得る事が出来ました。
とはいえ、他人にただ甘えるだけでは、真の人的資産を築くことはできません。恩を返し、時には与えることができる存在でありたいと私は思っています。ギブアンドテイクではなく、むしろギブギブの精神で、自分が余裕のある時に惜しみなく与える。そうした誠実さや誠意が、将来的に自分の資産となり、豊かな人生を築く土台になると強く思います。
自分を大切にし、真剣に人間関係を築いていくことで、金銭的な豊かさに頼らずとも、人生を豊かに生きられるはずです。私たちは、人的資産こそが真の豊かさだと気づくことで、より良い生き方を見出せると実感しています。
*資産(お金)=人(信頼関係)
*人(信頼関係)=資産(お金)