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“Prescription Drug Dependence”

約10年間の経験を経て、私は向精神薬の真実に気づきました。
これらの薬は、諸刃の剣です。慢性的な服用は避けるべきであるとは理解していましたが、実際に服用を止めるときには、予想を超える副作用に直面しました。

脳内の神経伝達物質の乱れ、扁桃体や前頭葉、側坐核などの脳の部位が影響を受けます。これらの変化は目には見えませんが、精神的な苦痛や焦燥感として強烈に現れるのです。
そして、漠然とした言いようの無い苦痛。

減薬は、まるで暗闇の中を歩くようなもの。先が見えず、足元も不確か。身体的な症状は少ないけれど、精神的な不安や恐怖が絶え間なく襲ってきます。この辛さは、体験した者にしか理解できない深さがあります。
本当にキツイ。

自分自身と向き合い、内面の強さを育むことと減薬の過程は、自己理解と自己受容、そして、何か新しい視点や考えが少し見えつつあるような。決して容易ではありませんが、その先には、もともと処方薬に頼らずに生きてきた自分が戻ってきて欲しい。

私の経験から、減薬を考えている人々へのアドバイスは、まず医師としっかりと相談すること。自己判断で急に薬を止めるのは危険です。また、減薬の過程で感じる様々な感情や体験を、家族や友人、サポートグループと共有することも大切です。

一人で抱え込まず、周囲の支援を受け入れる勇気を持つこと。それが、この困難な時期を乗り越える鍵となります。
主観ではありますが、間違いなく誰かに相談した方が良いと思います。
かかりつけ医とのコミュニケーションをしっかり取る事とテーパリングに向けてどのようにしていくかを考える事。

最後に、減薬は自分自身を取り戻せるとも思います。これは決して楽な事ではありませんが、自分の内面と真摯に向き合う機会となります。自分自身の強さを信じ、一歩一歩前に進むことが、この個人戦を乗り越えるための最良の方法です。

"synapse" by Yuki

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