人々は知り過ぎてしまった。現代問題の連鎖について

どうも、夜明光です。

先日は深層心理の本を3冊読みました。
なぜなら自身について分析するためです。

ゲームを制作していて、共通点を見つけたのでこれを基に深層心理を探ることにしたのです。

これとは関係ありませんが、本を読んでいてとある事象に気付きました。

それが、

「問題の間違った認識が問題を大きくしている」
ということです。

ここ最近自殺等の問題が増えています。

確かに現代社会の背景もあるのですが、これも報道等が心理的に動かしているのでは、と思いました。

今回はあくまで個人の意見ですが、知られ過ぎた弊害について語っていきます。

今の日本をより良くするために重要な話になる可能性があるかもしれません。が、あくまで可能世界論で素人目線なのでなんかこっこが書いているな、くらいに思っていただければ、と思います。

では、本題に移ります。

過去最多→許容範囲が増えている!?

ここ最近「過去最多」や「増加傾向」という言葉をよく見聞きするかと思います。

自殺、うつ、いじめ……

良いことでも使われますが、大体社会問題で使われている印象があります。

報道することも大事かもしれませんが、

増えている、多い = 自分もしていいんだ

という人が少なからず現れてしまうかと思います。

「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」
という言葉をご存知でしょうか?

どんなダメなことでもみんなやっているからいい、という言葉です。
(ちなみに大御所漫才師のツービートさんのネタから誕生しました)

これは同調に関する心理で、増えれば増えるごとに自分もしていいんだ、となってしまうのです。

これに限らずニュース等で認知されることで問題が浮き彫りになります。

もちろん良い面もあります。
しかし、最悪の未来を知らない人からすると、ただ単に名が知られてしまうのです。

メッキのように外側だけの情報では、むしろ悪影響になるのでは、と思います。

解決策を分析してみた

この情報社会で遮断することはまず不可能です。

ちなみに遮断できる環境であってもそれは無意味かと思います。

人は知り過ぎてしまいました。
だから高確率でその事象を知っているのです。

すると、隠れるだけで少なくなるとは言えません。

ではどうしたらいいか。

それは詳しく知ることです。

詳しくといってもマニアックな知識や専門用語を覚えろというほどでなくて大丈夫です。

今よりワンステップ上の知識を知ることが大事になります。

個人的には「最悪の未来」と「解決する活動」がいいのでは、と思います。

まず最悪の未来ですが、ボクのいじめの事例を例に挙げましょう。

まずはボク側。
様々なことをされましたが、今でも人をどこか警戒してしまいます。だいぶ減ったとはいえ、シャーペンを針のように持ったり、手で銃を作ったりすることも実際にあります。特に女性は恐怖の対象です。差別されてから近づいてはならない気がして仕方がありません。
よって人間関係に問題が生じてしまうのです。トラウマから人に対するバイアスがかかります。
そして埋まらない心の傷を背負うこととなります。

次に加害者側。
こちらは自身の罪を基に想定で書きます。
気にしていないように思えて実は気になります。いつか訴えられるんじゃないか、そう思います。ここ最近メディアもうるさく、掘り返されるのはイヤです。
※潜在意識上の気持ちの想定であり、実際に思っているとは限りません。

今回はいじめ問題で書きましたが、最悪の未来を知っているか否やでどういった心境かが把握できるようになります。

解決する活動については、心の拠り所を作りやすくするのと、認知されて自主活動に肯定的になれるという観点からそう思いました。

とはいっても実際に被害に遭うと視野が狭くなり、自身の問題しか見えなくなるのは事実です。ボクもそうでした。

いのちの電話がわかりやすいのではないでしょうか。本当に悩んでいる人は電話をせずに身を投じます。

なので、単純な宣伝というよりも、紙や電光掲示板などといった何回も目にすることができる感じがいいのでは、と思います。

これは「ザイオンス効果(単純接触効果)」といい、何回も目にすることで良い印象になるということです。

ただし、逆ハロー効果(一つマイナスだと全部マイナスだと思うこと)が働いているYouTubeやブログの明らかに邪魔な広告はオススメしません。
ここに表示されているだけでマイナスの印象を与えてしまいます。つまり、ただの邪魔なものになってしまいます。

逆に「いじめは犯罪」のようなものを貼っておくのもありかもしれません。
なぜなら道徳的な心の概念(超自我)や罰せられたくない気持ち(自我)に訴えることができるからです。

これについてはあくまで一つの案ですので、答えではありません。
ただ、先っぽだけの情報だけを提供してしまうと被害が増える一方です。だから側面を知っていくことが重要ではないでしょうか。

かんじんなことは、目に見えないんだよ

これは有名な小説「星の王子さま」の言葉です。
キツネが王子に放った一言です。
(詳細は割愛)

大半の人は目で見たものを本当のこととして捉えます。
本当にそうでしょうか?

目は情報をインプットするためにあります。
ただし、出力器官ではないのです。

五感から入った情報は脳に送られて心に移動します。そこから感情や手足、口などでアウトプットされるのです。

つまり、心がアウトプットするものであると私は思います。

鵜呑(うの)みにする、という言葉をご存知でしょうか?
鵜(う)という鳥が魚を丸呑みするかのように、他人の情報をそのまま受け取ってしまうことです。

鵜呑みにする、ということは自身の出力機能がサボっているということです。

するとどうなるか。
間違った解釈で自身にOKサインを出して、被害を増やす、または被ることになるのです。

社会には売れるためなら、視聴率のためならなんでもいいといった情報にありふれています。ありふれているからこそ、人はこういった情報を知り過ぎてしまったのです。

加えて人はネガティブな情報のほうが記憶しやすいです。これは本能的なことで、死や痛みから逃れるために入っています。

それに漬け込めばなんでもいいといった情報が多いのが今の日本社会です。

だからこそ自分の頭で考えて、心の出力をすることが大事になってくるのです。

上記の通りなので、鵜呑みは危ないです。

断片的な内容であっても自分でパズルを組み立ててみて、疑問を持つことが重要だと私は思います。

闇雲に信じるのではなく、熟考して理解する考えになることで正しい知識が身に付き、社会問題の解決に繋がるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。

あくまで私が組み立てた論に過ぎません。それが正しいかどうかは永遠に分からないものです。

もしこの記事を読んで自分の意見があったのであれば、それを大切にしてください。

私の書いたことも鵜呑みにして正しいと思うのであれば、それは正しい情報とは言えません。
自身で考えて、思った意見こそが自分の正しい意見です。

ただし、自分と他人の正しさは違います。
だから自分の正しさを押し付けるのではなく、人にはその人の正しさがあると思うとより良くなるかと思います。

頭を使い、心でアウトプットする。
これを大事にしていただけたらと思います。

閲覧してくださった皆様、誠にありがとうございました。
皆さまがより幸せになるよう、祈ります。
それでは。

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