カレーという魔法
日本人ほど、カレーに染まり切った民族はおるまい。
それこそ、インド人もびっくりだろう。
カレールーに我慢できなくなった日本人、おそるべし。
勿論、夢酔もカレー中毒症です。
どうしてみんな、カレーに溺れていくのだろう。
真剣に考えたくないから、テキトーに結論付けてみた。
うちでは毎週土曜日の昼が、カレー曜日だったんだよ。まだ半ドンで義務教育やってた時代だから、授業が終わって家に帰ると、カレー臭が漂っていた。あれがやべー奴だったんだな。
でも、日本のカレーはインドのそれじゃなくて、当時インドを植民地支配していたイギリス人が自国に持ち帰り欧風にアレンジしたものが日本に伝わったものと云われます。
つまり、イギリスからきたメニュー。
2015.11.15に歴史読本読者ツアー 横須賀製鉄所150年に参加したときに食したのは、紛れもないエトランゼな風味。
考えてみれば、ウチはビンボーだったので、カレールーをケチった水っぽいカレーだったな。でも、それがカレー道のスタートでもあった。おふくろの味のひとつだね。
貧乏から生まれるものがある!
そういえば、むかしカレーブックなる素晴らしい商品があったのだが、あれが絶えてから味気なくなったなあ。みなさん、覚えてます?
復活しないかな。