花粉症に悩まされながら、災害時の紙もののありがたさについて考える。
2月も中旬を過ぎ、いよいよ花粉症シーズン真っただ中である。自分自身は花粉症に加えて慢性的な鼻炎があり、この時期は特にティッシュが手放せない。風邪気味の時も然りだ。
さまざまな紙製品が、私たちの暮らしを支えてくれている。ティッシュ、ウエットティッシュ、トイレットペーパー、キッチンペーパー、赤ちゃんの紙おむつ、生理用品、高齢者の方の介護用おむつ、ペットシーツなど。
災害時にライフラインがストップした状況下では、紙製品がその不便さを補うために必要不可欠であることは間違いない。
お風呂に入れない時期はウエットティッシュで体を拭いてしのいだり、洗濯が何日もできない場合は吸水シートを活用すれば良い。トイレが使えない時は介護用のパッドを活用したり、ペットシーツをたたんでビニール袋に入れて、携帯用トイレにしたという話も聞く。
生理的な不便さは、大きなストレスにつながる。逆に言えば、そのストレスを軽減してくれる備えが前もってしてあれば心強い。
我が家では、トイレットペーパー、ティッシュなどの紙製品は常に多めにストックしている。非常時には紙製品が最初に品薄になるので、平常時に購入しておくのがおすすめだ。
暮らし方によって、必要な紙製品は異なる。もしもの備えは、オーダーメイドだ。何がどれだけ必要か、ぜひ身近な人と考えてみてほしい。