音ㇳィう糸
目から音がこぼれた。この世に笑顔と嫉妬が生まれた。僕の平行線が平行四辺形になるとき、何を思うのだろう。思うより、思われるのがいい。
ずっとずっと光だった音には、闇を知る日が来るのは必然なのだろうけど、
悲しい顔をしているのは、クマさんだったから僕は止まって笑う。
5にも100にもなるのが、神様の言うとおりだったなら、
神様はいたのだと信じていよう。
先史を知る君たちは、下駄をはいて走ってゆくがいい。
それが一番だと知っている人がいるから。
ただ絡まった糸をほどいて、また、絡まってほどいてく
これが責務なのだ。
色はわからない。
きっとわかるだろう。