見出し画像

【オルタナティブ学童】これからは「おもてなし」より「おすそわけ」

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


12月8日(日)にファシリテーターやります

久しぶりに講師として人前で話します。

まじで放課後を考えるプロジェクト 自主講座です。

子どもたちの『とびきり居心地よい場所』とはどんな場所か
私自身の考えを話すのではなく
学校に行きづらさを感じていた若者からうまく言葉を引き出す仕事です。

詳しくは また改めて書こうと思います。


これからは「おもてなし」より「おすそわけ」

今日の本題はこちらです。

私は
会社員時代の研修で
「おもてなし」の大切さについて何度も聴かされてきました。
その時に教わったことは仕事でも日常生活でも役に立っていると思います。

「おもてなし」
日本の接客でよく耳にする言葉で、相手に対して裏表のない心で接し、まごころといった精神性や感性を重んじることです。
目配り、気配り、心配りなど、相手が喜んで満足感を感じられるように常に考え、行うことが大切です。

AIによる概要

しかし一方で
これをマニュアルとして身に付けた人のおもてなしを受けると
こういうのはマニュアル化しなくても…と思うこともたまにあります…。

人によっては
これは返報性の原理を活用した戦略じゃないの?
と逆に不快に思う人もいたりするので
正直言って少し「流行り」すぎたんじゃないのかなぁ…とも思っています。

「もてなし」という言葉は
「~をもって~をなす」という意味らしいので
「何かをすることで、自分自身の見返りや目的を成す」
という意味を感じ取ってしまうのはやっぱりしょうがない気がします…。

さらに
「おもてなしの心」とも言われるように
感動を呼ぶおもてなしとはスキルではなく心の在り方だと思うので
身に付けることを他人から強制されるものではないのだろうな…
なんていうことも色々と考えたりしました。

現時点での私の考えは
小学生の段階では おもてなしの技術は無理に身に付ける必要はない!
と思っています。

しかし
おもてなしを英訳して「ホスピタリティ」と言いかえると
「ホスピタリティ」は絶対にあったほうが良いよね~
と思います…。 ←言葉って難しいなぁ…。
ホスピタリティには
「深い思いやり」という意味もありますもんね…。

なので
他者に対する思いやりを
スキルとして子どもにうまく伝えられる(子どもにもピンとくる)
良い言葉はないかなぁ~…と思っていました。

そんなことをずっと考えていたら 急に思いつきました!

それは
「おすそわけ」です。

「おすそわけ」
人からもらった品の一部を他の人に分けることを意味します。語源は「裾分け」で、衣服の下端の部分である裾から転じて、主要な部分でない一部を人に施すという意味があります。身近な人とのコミュニケーションが濃密になる喜びがあります。

AIによる概要

普段何気なく使ってきた言葉に
「もしかしてこの言葉って何かすごい力があるんじゃない?」
ってことを発見した時の喜びはかなり大きいです。
※例えば
「どうしたの?」「大丈夫?」「そうなんだ!」「本当だ!」などなど…。

「おすそわけ」という言葉は
児童の健全育成を進めるうえで
かなり役に立つキーワードになるんじゃないかなぁ~と思います。


「おすそわけ」を流行らせよう!

たとえば我が子が
自分よりも年上の子から

「このおやつおいしいよ! 一口たべる?」

「この本めっちゃおもしろいよ! ちょっと読んでみる?」

「よし みんなで遊びに行くぞ! きみもくる?」

などと言われたら喜ぶんじゃないかなぁ~という気がしませんか?
※実際に観察したわけではないので まだわかりませんが…

「おもてなし」と違って
主要な部分でない一部を人に施す「おすそわけ」
それほどの負担感もありませんし
分け与えるものは必ずしも実体のある「モノ」でなくても構いません。

全身からあふれだした
「楽しい」「うれしい」という気持ちから出てきた
年下の子へのセリフや笑顔も 立派な「おすそわけ」活動でしょう。

年上の子から「おすそわけ」を受けた子は
自分よりも年下の子に「おすそわけ」をしてあげると
その子がどんな気持ちになるか実体験を通して理解しているので
上手に「おすそわけ」ができるようになるのではないかなぁと思います。

「おすそわけ」の文化はまず大人からはじまり
年上から年下へと順を追って段階的に伝わっていき
みんなが「おすそわけ」の実践を積み重ねていくことで
その施設の良い文化として定着していく気がします。

よし
そうと決まれば
開設したらすぐに「おすそわけ」活動流行らせよっと! ←決断は早い…

今日は想いつくままに書き進めてみました。

ひとまずは記事として残しておいて
あとで見直しながらもう少ししっかりと考えてみようと思います。

それではまた!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?