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【オルタナティブ学童】大人の価値観をアップデートしよう

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

いよいよスタートに向け本格的に事業が動きはじめました!

楽しいことも 辛いことも
うれしいことも 悔しいことも
全部ひっくるめて発信していきますので
今回も最後までお付き合いよろしくお願いいたします!


やりたいことを やりたいだけやる

昨日は
朝からポスターのデータを仕上げると
印刷・ラミネートして学童の近隣施設に掲示をお願いして回りました。

これからお付き合いをしていくことになる地域ですし
最近「闇バイト」「不審者」の報道が多いので
アポなしでの訪問には慎重で丁寧な説明を心がけないといけません。
※皆さんしっかりと不審者対応していました。素晴らしい。

対応してくれた人のなかには
「学童作るんでしょ? この間SNSで見たよ~。」
と言ってくださる方もいて かなり嬉しくなりました。

午後は
NPOこがねいこども遊パークさんが学芸大の敷地内でやっている
「いけとおがわプレーパーク」にお邪魔してきました。

オルタナティブ学童から徒歩5分で行けます。

プレーパークについての記事は後日書こうと思います。

家に帰ってきて家事をすませ
20時からは
NITOBE HAPPINESS TALKオンライン視聴!
スタディツアーに かなり興味あります!
 ↓

オルタナティブ学童も「旅」活を取り入れたい!

これも後日書ければ…と思いながらメモ…

視聴し終わって ほっと一息ついたと思ったら…
もう朝でした…

…久しぶりに寝落ちしていました。

やりたいことを やりたいだけやる。
しばらくはこんな感じかもなぁ~と思っています。


大人の価値観をアップデートしよう

今日の本題です。

ここ一週間ほど
増山均さんの
「学童保育と子どもの放課後」 (新日本出版社)を読んで
学童・子どもの居場所についての
基本的な考え方をアップデートしてきました。 ↓

あともう少しで読み終わります。 ←前回も言いましたが…

2回目は
1回目とは比べ物にならないほどの気付きが得られています。

途中で他の関連する本を読みはじめたり
メモしたものをまとめはじめたり
noteの記事を書きたくなったりで
サラッとは読みすすめられません…。

恐らく
数か月後に3回目を読んだ時には
もっと深く理解できるようになるんじゃないかと思っています。


今回の記事では紹介する部分はここです。 ↓
※太字強調は私がやりました。

 一人ひとりの子どもが成長していくときに、「あるがまま」の姿が受け止められ、認められるということは最も重要な土台である。子どもたちの成長は、自尊感情自己肯定感を必要とする。自分自身を取り巻いている人間関係のなかで、親や周りの大人から愛され、支えられ、認められているという実感のなかで、自尊感情と自己肯定感が育まれる。
 一人ひとりの子どもの「あるがまま」の姿を受け止める第一の大人は、何よりもまず両親でありたい。しかし、わが子を「しっかりとした大人に育てる」という課題を担っている親にとって、頭では分かっていても、なかなか我が子の「あるがまま」を認められないことが多い。それは、わが子に、生きていくために必要な知識や技術、コミュニケーションの力、生活習慣、社会的なモラルを身につけ、少しでも成長・発達していってほしいと願うため、 いつまでもわが子が「あるがまま」の姿でいたのでは困るからである。「子どもを『育てる』」という営みは、「『あるがまま』を認める」という課題と矛盾しやすく、子育てをする親だからこそ、子育ての責任を果たそうとするがゆえに、わが子の「あるがまま」の姿を認められにくいという難しさがつきまとっている。

 そこで、「子育て」をする親の近くに、子どもの「あるがまま」を認め、受け止めてくれる人や場所があると心強いものである。子どもたちが「あるがまま」の姿でいられる場所としての〈子どもの居場所〉が必要なのである。

206P 子ども達が求めている3つの「あ」ー「あるがまま」「あこがれ」 「あてにされる」

「あるがまま」の姿を受け止める第一の大人は両親であってほしいが
それはなかなかに難しい。
だからこそ、「あるがまま」を受け止めてくれる人や場所があると心強い。

そう まさにその通り
非認知スキルを育てるためのファーストステップ
子どもたちの「『あるがまま』を受け入れること」なんです。

「あるがまま」を受け入れてもらった子どもたちに
「あこがれ」の対象となるメンターをつけたり
子どもの主体性を引き出すような
「あてにしーあてにされる」という関係性を作り出していく

今までもずっとやってきたことですが
こうやって言語化してもらえるとすごい納得感出ますね。

「あこがれ」「あてにする」の項目は
ぜひ本を読んで確認してみてください! ←長くなるので掲載しません…

ということで私たちは
これから関わっていくであろう大人の人たちの
「子育て」に関する価値観をアップデートしてもらうために

3つの「あ」 積極的に使っていきたいと思います!


増山さんのまとめを載せておきます。 ↓

 つまるところ、〈子どもの居場所〉 とは
 まず第一に、「あるがまま」が認められ、「あこがれ」を見出し、「あてにしーあてにされる」人間関係に取り巻かれている場所である。

 第二に、そこでの暮らしが「心のよりどころ」「心のハリ」「心のつながり」 を生み出す場、安心感・解放感と存在感、期待感、価値観と充実感を実感できる場となることにある。

 そして 第三に、そこに身をおく一人ひとりの子どもたちの〈自分づくり・仲間づくり・生きがいづくり〉を保障する場、子ども期・子ども時代の生活圏・発達権保障の拠点であると言うことができる。

 都市化した社会のなかでは、人間は心のよりどころとなる居場所を求める。コミュニティ構築機能のなかに第一の家、第二の職場と並んで「第三の場所」を見出すことの重要性を指摘する都市社会学者のレイ・オルデンバーグが言うように「とびきり居心地の良い場所」としてのインフォーマルな公共の集いの場が必要なのだ。
居場所づくり・居場所さがしは決して子どもだけの問題ではない。

210P 子どもの居場所の要件を探る

ここでレイ・オルデンバーグが出てきたことで

なるほど
増山さんはきっと この本の執筆中に「サードプレイス」を読んだんだな…。

だから
前回の私にはそれほどピンとこなかった部分が
私も「サードプレイス」を読んだことで理解できるようになったのだ
ということが理解できました。

これでまた少し 子どもの居場所についての解像度があがりました!

やっぱり「人」「本」「旅」の学びは最高だな~! ↓

そして最後の一文

居場所づくり・居場所さがしは決して子どもだけの問題ではない

オルタナティブ学童は
子どもたちの非認知スキルを伸ばし 主体的な子どもを育てるとともに
保護者の方が
自分たちの居場所としても「とびきり居心地の良い場所」である
と思ってもらえるよう
さらに色々なアイディアを考えていこうと思います。

ちょっと長くなったので今日はここまで
掃除して お昼にしたいと思います(笑)。


《お知らせ》オンライン説明会を開催します

オルタナティブ学童を詳しく知ってもらうために
オンライン説明会を実施します。

第1回目は
11月10日(日)19:00~19:45くらいを予定しております!

入所をご検討されている方はもちろん
noteをフォローしてくださっている方で
オルタナティブ学童に興味のある方のご参加もOKです。
※noteで使用されているお名前で申し込んでください。

お申し込みは下記リンクからお願いいたします! ↓

それではまた!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童保育クラブ「ピカイチ」
「託児」がメインだった今までの学童に
非認知スキルを育てるための多彩な取組みを導入し
これからの時代を生き抜く子ども達を
のびのびと 健やかに 逞しく育てていきます!

子どもの居場所「こどものスタバ」
伴走型支援ができる 優秀なスタッフ・メンターたちが運営する
「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」
です。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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