【詩】縁《えにし》
言葉を
紡いで
紡いで
縁になる…
こころの
透明な
やわらかい
部分を
い出して…
まぁるく
まぁるく
縁を
繋ぐ…
時に
違う縁を
紡ぎながら
また
それを
解きほぐしながら…
解きほぐせぬ
縁に
流るる
ひとすじの
雫…
切ない縁は
平行線を
ゆききし
それに
学ぶ…
それを
そっと…
手放す…
平行線は
まぁるくは
ならないから…
ゆらゆら
人間の
違う
感性と
思想の中
漂う
宇宙にと…
手放したことで
その違う
縁を
あなたなりの紡ぎで
自由に
羽ばたかせれば
いいから…
あなたの
自由と個性の
ために…
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