3頭の愛犬
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犬を3頭飼っています。右側が最初に飼った柴犬のカムイ。真ん中上の白いのが2頭目に飼ったシャチ、左側の黒いのが末っ子のトラ。
柴犬のカムイは昔の猟犬タイプの柴犬
柴犬にもいろんな系統があるらしく私が飼っている柴犬は「縄文柴犬」という系統です。2015年に秋田県からはるばるやってきました。
古いタイプの柴犬で現在主流の日本犬保存会の系統とは違って顔つきも狐っぽく今どきのまんまるかわいい系の顔立ちじゃないんですね。
しかし柴犬は面白いですね〜!全然言うことを聞かないくせに山の中を散策している時は私から約10メートル以内を付かず離れず、勝手に山の中に消えたりすることも有りません。そして獲物の気配を感じるとスッとその方向に顔を向けて「何かいますよ、あっちに」と教えてくれます。
私の柴犬のレーダー範囲は超近距離みたいでだいたい5メートル、それ以上は察知してくれません。しかし射程内に獲物がいた場合、相手がでかいイノシシでも果敢に突っ込んで行きます。しかも深追いすること無くシュッシュ!と間合いを詰めたり離れたりで見てるこっちがヒヤヒヤします。3頭の中で一番猟欲が弱くあまり獲物を発見しませんがイノシシに対するプレッシャーは3頭中ダントツのトップです。
白い屋久島犬シャチは一瞬で獲物を見つける
2017年に2頭目の犬を迎えました。屋久島犬という種類らしく短毛で筋肉質、たまにピットブルとかそういう感じの顔つきをします。シャチはむちゃくちゃ人懐っこくグイグイすり寄ってきます。食いしん坊でなんでもすぐ食べちゃうんですが、裏山の季節ごとに実る恵みを楽しみにしてるようです。タケノコを自分で掘って食べたり、昔の人が植えたミカンや柿も大好きです。ガンガン食います。
獲物に対する猟欲はピカイチで、山に入ったら2〜3分でレーダー反応を示しダッシュで消えていきます。シャチは獲物を追跡している時は常に吠えているのでどこにいるかがすぐ分かり良いんですが、どうもイノシシは苦手なようです。カムイがヤブに突っ込んで、その後からシャチが突っ込んだと思ったら一瞬で耳と尻尾を畳んで逆戻りしてきたのを目の当たりにしてからずーっとイノシシが怖いようですね。でも鹿とかキョンとかアライグマとかは大好きなようでガンガン追いかけてお尻に噛みつこうとしてます。
末っ子トラは甲斐犬のハーフ
2018年に来た末っ子のトラ、お母さんが甲斐犬でお父さんはどっかの野良犬。でも甲斐犬のいい面がでているようで、はっきりとした黒い虎毛模様で性格はクール、でも可愛げもある。顔つきがいまだに赤ちゃん気質なのがトラです。
猟欲はまあまあなのであまり獲物発見率は高く有りませんが他の犬が発見した時はダッシュで追跡に加わります。カムイとのコンビネーションで鹿を挟み撃ちで仕留めたのを見た時はカッコいい!と素直に思いましたね。
3頭中で一番クールでおとなしいのが通常ですが、獲物の取り合いになったときやなにか他の犬がトラの機嫌を損ねた時は一気に戦闘モードに突入、すごい剣幕で圧倒します。可愛い顔して3頭の中で一番強いのがトラです。でも人間には絶対に怖い顔はしませんね。
みんなかわいいいい奴ら(全員♂)です!
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