渡辺京二著 幻影の明治
山田風太郎を教えてくれている
昔、本屋で文庫本がずらりと並んでいた様に思う、確か・・・
山田風太郎を読むのには、解説が必要なのだ、作中に出てくる人は、史上の有名人の幼い頃、若い頃なのだ、それも遊びごころ満載
シャレも遊びも、その背景を解説してもらわなければならない様では、タイミングがズレにズレて、間抜けも、間抜けだ
圓生の落語などを聴いてると、都々逸、川柳、狂歌のたぐいは、解説をしっかりしてくれる、それでようやくわかる
圓生は、親切なのだけど、それも覚えてしまうと、しつこく思うのだ、これまた食傷気味になってしまう、勝手なものだ
こうやって、駄洒落さえわからなくなって、人々から、忘れ去られてしまうのだろう
忘れ去られた作家を含めて、山田風太郎さんを思いだした、さて、読むかなとも思うし、昔、好きでよく読んだ本を再読がてら、ここで紹介することにするのか
残り少ない時間をどうするかだ