【東京市場IPO④】ご要望いただいた銘柄を見てみる
16日目です。
いつも通り、背景は以下をご参照ください。
本日はなんとTwitterで初めての銘柄のご要望をいただきましたため、
うれしくなって、記事を書いています。
「もっちー | 豆屋、始めます。」さんよりcoly(4175)の銘柄を聞いてみたいとのご要請をいただきましたのでさらっと事業内容を触れてみましょう。
もっちーさんいつも、コーヒー飲みたくなるTwitter拝見してます。ありがとうございます。
詳細な分析は趣旨にしておりませんが、何か参考になれば幸いです。
(※もし、皆様が軽く触れてほしい銘柄があれば、以下をご参照いただいた上で、noteコメント又はTwitter(noteトップページ参照)にてご相談いただければと思います)
・記載する銘柄は直近1年程度を目安にしています。(現時点で東証HPにおいては2017までさかのぼってⅠの部見れますし、過去のⅠの部に関しては、企業のIRページを見れば、もっと遡れますが、本旨と外れるので、実施致しません) ・即レスで記事をかけるかは書きたいことがあるか及び繁忙度次第ですので、気長にお待ちいただければ幸いです ・既に上場していて、株価がついている場合、上がるか下がるかの判断の提供をご期待するのは、ご勘弁いただければ幸いです(一緒に悩むくらいはできますが)
さて、いつも通りやっていきましょう。
冒頭
noteを始めてから、いろんな方の執筆を見る為にウロウロウロウロしています。
大学生の方なんかも沢山いて、noteが私の世代でいうmixi(モンストではない)みたいな感じなのかなーとか思ってみています。いろんな資格取って、勉強して新しいものやってみて、自分の大学時代を考えるとすごい人ばかりだなと思っています。
さて、そんな中で気になる文章を見ました。
(※大前提ですが、いろんな意見があるので何かを批判する意図は一切ございません) (※私、証券会社での所謂、セカンダリーの業務の歴はあまり無いので戯言と思ってお聞きください(支店リテールでセカンダリー業務歴があるなんてちゃんちゃらおかしいと思われても、とりあえずご了承ください))
「機関投資家の仕事は個人投資家を損させることです」
別に討論会をする気もないですので、どっから引用してきたとかは書きませんが、株取引を始めるにあたってという趣旨の記事でした。
一文を切り取って何か話すつもりはないのですがどうしても気になったので。
ほんとに、ほんとに、ほんっっとに・・・・大枠で見れば、100%違和感のある文章でもないのでしょうが、
機関投資家は、そんなに暇ではありません。彼らは彼らの投資スタンスに沿って、銘柄のバリュー乃至は下落予想を持ち、買・売(空売り含む)を実施していきます。
金融機関にいた身とすると、その記事を読んでいる方々に、悪いイメージを持たれるような発言されるのは少し悲しいです。
(もろもろ棚に上げて・・・という議論は、認識しております。とりあえず一旦置いておかせてください)
とまぁ、おじさんの戯言の迷惑なウザがらみはこのくらいにしておきましょう。
(かぶっているフォロワーの方がいるのかわからないのですが、何か言われたらこの冒頭は削除致しますw)
ディスクレイマー
さて今日もいつもの方が、後ろでもぞもぞされています。前段が長すぎてヤキモキしていたようです。
・当該記事は、投資の勧誘を目的とするものではありません。 ・一般に公開されている情報を元に、記載をしており、嘘を書いているつもりはありませんが、誤解等があった場合、追記修正する可能性もございます(情報に基づいて被ったいかなる損害についても、記載者は一切の責任を負いません) ・あくまで投資判断はご自身の判断でお願いいたします ・銘柄の良し悪しを断定する意図は一切ございません
さて、軽快にリスクヘッジマンが仕事をしたところでやってまいりましょう。
本日は、2/26上場の(株)colyについてです。
①概要
社名: 株式会社 coly
事業内容: モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営事業等
上場市場:東証マザーズ
承認日:2021年1月21日
上場日:2021年2月26日
②事業内容
以下については、出所:Ⅰの部から記載、太字は記載者追記
(1) モバイルオンラインゲーム開発・運営について
当社は、主にApple Inc.及びGoogle Inc.が運営する各プラットフォームにおいて、モバイルオンラインゲームの提供を行っております。モバイルオンラインゲームは、これまでの家庭用ゲーム専用機のタイトルとは異なり、ユーザーが短時間で気軽に楽しめるゲームであり、ダウンロードや月額基本料は無料、一部アイテム課金制(注1)を採用するタイトルが主流となっております。当社が提供しているモバイルオンラインゲームにつきましても、主に同様の仕組みでサービスを提供しております。一部、「ドラッグ王子とマトリ姫」につきましては、ダウンロードや月額基本料は無料で提供しておりますが、アイテムに対する課金制ではなく、ストーリーを一作品ずつ購入し読み進めるサービス内容となっております。また、当社では女性向けモバイルオンラインゲーム市場のユーザーは、主人公(ユーザー)と登場キャラクター
との恋愛要素を嗜好する「夢女子」と呼ばれる層と男性キャラクター同士の恋愛・友情要素を嗜好する「腐女子」と呼ばれる層の2つに大別できると考えております。当社ではモバイルオンラインゲーム開発の一部を外部クリエ
イターに委託しておりますが、企画段階から女性向けコンテンツ創作の実績がある著名なクリエイター陣の関与を受けており、両方の層にアプローチ可能な独自の開発体制を整えております。
(2) MD(マーチャンダイジング)について
①グッズ販売
当社が開発したモバイルオンラインゲームに登場するキャラクターを使用し、グッズの企画、販売等を行っております。販売方法は、GMOメイクショップ株式会社(本社:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー、代表者:代表取締役社長 向畑 憲良氏)の運営するMakeShop(注1)における通信販売、ゲーム・アニメ関連イベントにおける対面販売、実店舗を有する企業との契約による委託販売や卸販売も行っております。また、飲食店の運営を行う株式会社アニメイトカフェ(本社:東京都板橋区中丸町23-1、代表者:代表取締役社長 藤田 朋洋氏)などと委託契約を締結しており、コラボカフェ(注2)において、通信販売で扱っている商品に加えてコラボカフェ限定商品の対面販売も行っております。コラボカフェについては、概ね3ヵ月に1回のペースで各1ヵ月程度の期間、主に東京と大阪において開催しておりますが、特に東京では期間中1万席の準備に対し5倍の応募をいただくなど、大きな広告活動を行うことなく、取引先へのブランド力のアピールができる場ともなっております。また、当社が販売するグッズのうち、缶バッジ等の主力商品についてはランダム梱包(注3)を基本としているため、ユーザーのお気に入りのキャラクターグッズが手に入った際の思いがけない満足感を得て頂ける仕組みとなっております。また、ユーザー間のグッズの「交換」文化が根付いているため、ゲーム・アニメ関連イベントやコラボカフェがトレーディングの場所にもなっており、ユーザー同士の交流や仲間意識が生まれることによるユーザーの長期的な利用の維持や、ユーザー同士の情報交換による宣伝効果が期待できると考えております
③事業系統図及び主要タイトル
出所:Ⅰの部より
出所:会社HPより
■ゲーム別売上高
④所感
実際にアプリをダウンロードしたわけではないので、詳細はわかりませんが、所謂乙女ゲームの開発・運営(マネタイズはアイテム課金)、伴い所有IPのグッズ販売が主たる収益源という感じでしょうか。
Ⅰの部上では各種KPIの開示は特になさそうです。
折角上場後のマザーズ企業なので、colyの成長性に関する説明資料も見てみます。
出所:以下「成長性に関する説明資料」より
市場環境は非常に堅調という印象です。
成長戦略は、わかりやすく、現状のIPの深堀及び海外展開、および新規作品の展開。
10年以上愛される、ゲームの開発を実施。
積極的なメディアミックスを実施。
知りませんでしたが、アジア圏で女性向けゲームの市場伸びているんですね。
一部抜粋しましたが、詳細は先ほど記載したリンク先を参照ください。
女性向けという、ニッチターゲットを対象としているので、爆発的な大当たりは当てずらそうですが、業績の推移を見ても、安定した伸びを見せているので、乙女ゲームに関するノウハウの蓄積及びファンの獲得はすすんでいるのかと思います。
競合が多く、参入障壁もあまり高くないイメージの業界ですが、ノウハウを生かして展開していくのではないでしょうか。
という感じで、ご期待に添えたかはわかりませんが、ご参考になれば幸いです。