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Patric
2021年3月12日 01:47
「トニオ・クレーゲル」トーマス・マン20世紀のゲーテとも評されたドイツの大文豪の若き日の傑作。芸術家とは何か?市民とは何か?芸術という結論なき理想と現実に揺れる主人公に、幾度自らを重ね合わせたことであろう。
2021年1月12日 22:04
「ベニスに死す」トーマス・マン最も敬愛するドイツ文学の巨人が、1912年に発表した中編小説の傑作。その後ルキノ・ヴィスコンティによって映画化。死の接近を凌駕する美への陶酔。コロナ禍における現代において、この傑作の存在は映画版同様に計り知れない。