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沖縄野菜クラブ 2 苗を植える

沖縄野菜クラブ、2回目の活動は畝作りだった。私は参加していないため、これについては割愛させていただく。

第3回目の活動は、いよいよ作物の苗を植えていく作業だ。

サツマイモ、スイカ、パッションフルーツ、ナス、などなど。様々な作物が植えられた。

サツマイモの苗を植える時には、その根を地面に埋める角度が重要だそうだ。

根を地面に対して垂直に立てて植えると、数は少ないが、大きなイモができる。

根を寝かせて植えると、小さなイモがたくさんできる。

植えるときには、苗を持つ手の角度をほんの少し変えるというだけのことが、イモにとってはこれほどまでに大きな変化をもたらすのだ。

まさに、バタフライエフェクト。

今、この畑に飛んでいるちょうちょの羽の一振りが、回り回って南米にハリケーンをもたらすということもある。

手首をどのくらいひねるか、というような、意識もできないくらいに小さな動作にも、大きな意味が付与されるタイミングがこの世には、ある。

イモの苗はそれを教えてくれた。

つぶさに見つめなければいけない。私達は何をしているのかを。

その全ては、バタフライエフェクトの根源なのだ。

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Takumiのessay
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