見返りのない愛は嫌!愛情の人(タイプ2)の沸点
こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント&どっしりエニアグラム講座担当講師のこうめいです。
令和6年9月25日の懇親会では『あの人の怒りのポイントを知る』をテーマに夜の勉強会(旧懇親会)を開催します。
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ということで今日は、タイプ2の人の怒りのポイントをちょっと見ていこうと思います。
タイプ2は愛情の人。お母さん気質なんて言われますが面倒見がよく、愛情をたっぷり注いでくれる優しい人たちです。
ただ、その愛情を当たり前にするとあなたは恐怖を経験することになります。
タイプ2の恐れは、「自分が愛されるにふさわしくないことを恐れる」だと言われています。
これはどういうことかというと、普段の優しさは「先にあなたにやさしくするから私のことを認めてね」というメッセージなんです。
だからあなたが優しさに甘えて、タイプ2を放置しようものならそれは不安を呼び寄せ憎しみを生み出すきっかけになってしまいます。
ちょっと事例を話しましょう。
ある兄弟がいました。この兄弟の弟はめちゃくちゃ面倒見がいい愛情タイプで、みんなにいろいろと尽くしてくれていました。
そんな兄弟の両親がなくなったときに葬儀を兄が取りし来ることにしたんですが、これがよくなかったんです。
弟は突然怒り出し、兄貴のやる葬式なんかには出席しない!!!と怒り出したんですね。
これには親戚一同ビックリ仰天。どうしたらいいんだろうとぷちパニックになってしまいました。
そんな時にたまたま別件で相談役を務めていた私が、お兄さんに「弟さんにお斎の担当を振ってみてください」とアドバイスしたところ、弟さんは満面の笑みになりお兄さんの手伝いも率先してくれたそうなんです。
これはタイプ2の人の特徴で、自分の大切な人の別れの時に葬儀などに携われずぽつんと外に出されてしまうと、「お前は必要ないんだ」といわれたように勘違いしてしまうんです。
ですので、面倒かけるけどこれをやってもらっていいかい?と頼った方が、実は自分の存在を認めてもらえたようでうれしいんですね。
他のタイプからすると、面倒ごとに巻き込むのは失礼だと思うかもしれませんが、タイプ2の人はむしろ頼った方が喜びます。
ただ、頼るといっても丸投げは嫌いです。自分が注いだ愛情に何も見返りがないのは非常に悲しいので、全部丸投げされて頼んだ人が楽をしているように見えると、これもまた不満がたまりやすいです。
だから先ほどの例のように、葬儀のメインは喪主である兄が担当するとして、そのあとの食事会は弟さんに任せるというやり方がベストなわけです。
その匙加減はあなたの腕の見せ所ですよ。
え?めんどくさい??
心配しないでください。どのタイプもめんどくさいんです(笑)だから人付き合いって大変なんです。その一方で、めんどくさいことを実践できる人は少ないので、こういう気配りができるようになるといろんな人を味方につけられます。
タイプ2の人を怒らせないコツは、とにかく感謝をしっかり伝えること。そしてあなたを必要としているんだよと定期的に伝えることです。
ついついタイプ2のやさしさを我々は当たり前にし過ぎなので、怒らせてしまいがちです。そういう悲しい怒りを生まないように、気配りを忘れないでくださいね。
ということで今日はここまでにしましょう。
令和6年9月25日の懇親会では『あの人の怒りのポイントを知る』をテーマに夜の勉強会(旧懇親会)を開催します。
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