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[詩]まるこげ心臓

ある日 心臓が火事にあって
アツくてアツくて
 早鳴る音が止まれば全部 おわる


だけど心臓は相も変わらず
ビート刻んでるし
 火を消せばスローテンポの平和 訪れる


煙がもくもく
やっと火は消えた
消えたのに 消えない
 どれだけの涙を注いでも よみがえる

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