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ナウサからフンディ エステートが初来日!

みなさま、こんにちは^^

さて、今日は6月の頭に初来日したナウサのフンディ エステートについて書きたいと思います。(フンディ エステートのワインはこちらから)

ギリシャ北部に位置する小さな村がナウサです。

海や島のイメージとは違い、緑が多くのどかな場所になります。

フンディ エステートは1992年に設立されたワイナリーで、「クシノマヴロ」という北ギリシャで主に栽培されている黒ブドウ品種から、白ワイン、ロゼワイン、赤ワインを生産しています。

フンディ エステートのブドウ畑

クシノマヴロの「クシノ」はギリシャ語で「酸っぱい」を意味し、「マヴロ」は「黒い」を意味します。その名の通り、酸が高くタンニンが豊富な赤ワインをつくります。昔からギリシャ国内の名ワイン産地として知られており、古くから他国への輸出が盛んに行われてきました。

ナウサのブドウ畑は写真に載っている「ヴェルミオ山」の麓に位置します。写真の左にみえる小さな建物がナウサの町です。

フンディ エステートでは昔から行われている伝統的製法を用いて赤ワインを生産しています。
ナウサにおける伝統的製法とは、比較的高い温度でタンニンやアロマを抽出し、樽熟成と瓶内熟成を施すことを指します。
これらを行うことによって、しっかりとした酸味とタンニンを持つ、ボトリング後も20年以上熟成できる赤ワインを作り出すことができます。

今回来日されたのは、2代目のヨルギア・フンディさん^^
せっかくの日本なのでおいしい日本食を一緒にいただきました(^^)/

場所は表参道にあるGENTLEさん。1階はイタリアンで地下は寿司バーがあります♪

東京ではa La Bouteille さんでワイン会を開催いたしました。
白、ロゼ、赤ワインすべてクシノマヴロ100%!超マニアック!

左から、トゥリギアス フンディアルガティア ホリス クシノマヴロ ロゼナウセア フンディクティマ フンディ

オリーブの香りをもつクシノマヴロに合わせるために、フレンチに必須のバターを封じ、オリーブオイルを使ってフレンチを調理!

ナウサのTシャツを着てくださってるオーナーの阿井さん
設立当初から変わらぬ方法で作り続けているナウセア フンディを説明するヨルギアさん

最後にはお店の壁にヨルギアさんからメッセージ^^

是非、お店に直接いって彼女のメッセージを探してみてください♪


その後、岡山県へ・・・!

夜にワイン会を控えていたので、昼間に倉敷へGO!
日本の伝統を感じることができ、ヨルギアさんも大満足^^

きれいな日本庭園。縁側で座って眺めているだけでスッと気持ちが落ち着きます
江戸時代から立っている有名な商人の家。昔の裕福な日本人の暮らしが分かります。

その後、車で約45分かけて岡山県牛窓にあるホテル リマーニへ。
ギリシャをモチーフにしており、美しい瀬戸内海のすぐそばにあります。

部屋からの景色もきれいでした。
ヨルギアさんもギリシャを思い出すと言っていました^^

会場のセッティングも素敵。瀬戸内海を眺めながらのワイン会になりました。

今回も東京のワイン会同様、クシノマヴロ100%の白、ロゼ、赤ワインをギリシャをモチーフにした料理と楽しみました^^

ナウセア フンディ 2017
クティマ フンディ 2017

ナウサはやっぱりクシノマヴロ100%の辛口赤ワイン。
こちらの2つのワインは使用している品種も醸造方法も一緒。
唯一の違いは、ブドウが栽培されている畑です。

ナウセア フンディに使われているブドウは複数の粘土質の畑で栽培されています。
粘土質の土壌で栽培されたクシノマヴロは酸とタンニンがアグレッシブになる、と言われています。

一方、クティマ フンディに使われているブドウは1つの砂質の畑で栽培されています。
砂質土壌で栽培されたクシノマヴロは酸とタンニンやより柔らかくなります。

合わせる食事によってどちらを飲むか決めるのも楽しいですね^^

みなさまも是非、この畑の違いを楽しんでください!

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