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同棲生活の現実と自分との向き合い

この年、Yは地元のお祭りの青年役として忙しくしていました。毎年10月の1週目には、地元のお祭りの準備や会合、打ち上げなど、男性陣にとっては一大イベントです。Yもお祭りが好きで、準備の時期から打ち上げが終わるまで夜は出かけることが多くなりました。

同棲生活を始めてからというもの、うまくいっているときは穏やかでいい時間を過ごせていましたが、いったん歯車が狂うと本当に喧嘩ばかり。原因はいろいろあったと思いますが、互いに「受け入れられない」部分が少しずつ積み重なっていたように思います。

当時、私はお酒が入ると本当に酷いものでした(笑)Yからは「友達付き合いを変えたほうがいいんじゃない?」と言われたこともありますが、自分の中では「友達が悪いんじゃない、自分の意思が弱いからだ」と分かっていました。でも、わかっていても変わろうとはしていなかったんですよね…。

飲んで帰ってきて、酔っ払って満腹中枢が狂い、食べ物を食べながらそのまま床で寝てしまっていたこともありました。w今思うと、恐怖(笑)そんな状態の彼女を見てYがどれほど嫌だったか、よくわかります。w

また、友達との付き合いもありましたが、年上のおじ様たちと会食や集まりに出かけることも多かったです。特別隠していたわけではありませんが、Yはいわないだけですべて気づいていたのだと思います。今振り返ると、いろいろとごめんね、という気持ちです。

そして、この頃から少しずつマッチングアプリが世の中に浸透し始めていました。姉や姉の友達が使っている話を聞くと、私の中では「なんでそんなものをやるの?そんな出会い、どうなの?」と思わずにはいられず、アンチマッチングアプリ派でした(笑)

ところが、そんな私でも一瞬だけ「どんなものなんだろう?」と気になって、一度だけ登録してみたことがありました。正直、ほとんど覚えていないぐらい短期間のもので、すぐにアプリを削除した記憶しかありませんが、それが、後々、予期しない形で話題に上ることになるとは思いもよりませんでした。。(笑)

続く…

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