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貯金ゼロからの再スタート、宮古島での日々
宮古島に来て、どれくらい経ったでしょう…気づけば半年ほどが過ぎ、貯金もすっかり底をついてしまいました。もともと200万円ほどはあったはずの貯金も、毎日飲み歩き、好きなことを好きなようにやっていたら、あっという間にほぼゼロに(笑)お金が減る一方の通帳を見て、さすがに焦りが湧きましたw
実は昔から、借金に対して少し強い抵抗があったんです。家が自営業で、銀行からの借り入れが数億単位あったので、言葉は悪いけど「借金」という言葉にどこかネガティブなイメージを持って育ちました。ですから、自分もどうしてもお金が必要になったとき、「借金をして補おう」という考えは全くなかったんですwメンタル的に不安定な時期でもあって、将来のことを考えるとさらに不安が押し寄せてきました。
そんなときに働き始めたのが、昨日の記事の女性社長のもと。しかし、週2~3日のパート勤務だったので掛け持ちが必要でした。そこで見つけたのが、宮古島の空港でのレンタルサイクリング受付の仕事。観光の合間に空港で自転車をレンタルできる珍しいサービスだったので、運よく時給も1000円を超える好待遇。掛け持ちで週3~4日働けるようになり、社会保険にも加入できました。面接に受かって無事に働き始めることになり、何とか生活の足しにできるようになりました。
空港の仕事は本当に「楽」でした。飛行機が発着する時間以外は観光客がちらほら訪れる程度で、空港内は静か。仕事といえば自転車のメンテナンスぐらいで、あとはほぼ自由な時間(笑)隣の観光案内のおばちゃんやレンタカーのスタッフとおしゃべりしながら、ゆるく過ごす時間も多くありました。それなのに、もう1つのパートよりも時給が良くて、保険にも加入してもらえる…いま振り返ると、こうした環境で働けたことは本当にありがたいことだったなと思います。
この掛け持ち生活は約半年ほど続けましたが、あのとき働けた環境や職場の待遇は、自分にとって救いだったなぁと改めて感じています。
続く…