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初めてのアルバイトと“新しい”環境への挑戦

退学してから、私は通信制の学校に通うことになりました。そして、その頃から初めてのバイト、駅前のコンビニで働くことにしました。朝6時から9時くらいまで、親の厳しい許可のもとでようやく始めた朝のバイトです。

朝のコンビニはとにかく忙しかった!レジが渋滞しないように、ミスをしないように、緊張感いっぱいで仕事をしていました(笑)でも、その緊張感が逆に楽しかったんです。常連さんもいて、ちょっとちやほやされることもあって、それが嬉しかったんです。なんか「認められている」って感覚があったのかな。

とはいえ、最終的には「体調が悪い」という嘘をついて辞めたんですけどね(笑)でも、そのバイトを機に、親も少し寛容になって、次に私は居酒屋でバイトを始めました。

居酒屋の面接では「なんか受かる気がする」って妙な自信がありました。「新規オープン」という言葉に惹かれて、どうしてもここで働きたいと思ったんです。他と違う感じがして、ワクワクしました。

居酒屋では、「私だけ」遅くまで働かせてもらえることもあって、その特別感がたまらなく嬉しかった。お客さんに褒められることもあって、それもすごく嬉しかったんです。これまでそんな経験があまりなかったから、ちやほやされる感じが新鮮で、居酒屋が私の居場所になった気がしました。

親に甘えたり、褒められたりすることがほとんどなかった私にとって、そういう場所で評価されることは大きかったんだと思います。あの時の私は、居酒屋での時間が自分の安心できる空間だったんです。

そして、そこで出会ったのが、3つ上のYちゃん。彼女は雇われ店長で、すごく仲良くなりました。いろいろと助けてもらったし、仕事のこともたくさん教えてくれました。バイト終わり、プライベートでも遊ぶようになりました。でも、最終的にはYちゃんもお店の方針?に嫌気がさして辞めることになりました。私もYちゃんの意見に共感していたし、ほぼ同時に辞めたんです。結局、そのお店も私たちが辞めたあとすぐに閉店してしまいました。(確かw)

その後、私は新しいバイト、ステーキハンバーグのファミリーレストランで働くことにしました。これもまたオープニングバイトで、「新しいもの」「新しい環境」「新しい場所」が大好きな私にとっては、最高のワクワク体験でした。お店が出来上がっていく過程を見ながら、その一部として働けることがなんとなく嬉しかったのかもしれません^^

続く…


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