見出し画像

何も努力していない奴ほど、他人の努力を否定する。

人の努力を否定する人、周りにいませんか?自分が頑張っているときに「どうせ無理だよ」とか「それって運が良かっただけでしょ?」とか「センス無いから辞めた方が良いよ?」なんて言われると、ちょっとムッとすることもありますよね。そんな発言をする人たちの心理には、実は深い理由が隠れていることが多いのではないかと思ったりもします。


自己防衛の心理

まずよくあるのが「自己防衛」。自分が努力できていない、あるいは思った通りに成果を出せていないと感じている人は、他人の頑張りを素直に認めることが難しいんです。たとえば「あの人はただ才能があるから」とか「運が良かっただけだよ」って感じで、相手の努力よりも外的な要因にフォーカスしてしまうことがあります。要するに、自分の劣等感や不安からくる防御反応なんですよね。

嫉妬や劣等感からの反発

他人の成功を見ると、つい嫉妬心が芽生えることもありますよね。「あの人はこんなにうまくいってるのに、自分は全然…」って思う瞬間、ありませんか?この嫉妬や劣等感が強くなると、その人の頑張りを素直に認めるどころか、逆に否定したくなる気持ちが湧いてくるんです。結果として、「あの人が成功したのはたまたまだ」とか「そんなに努力してるようには見えないけど」といった発言に繋がります。 

成功への恐怖心

ちょっと意外かもしれませんが、人によっては「成功すること」自体を恐れてしまうことがあります。成功したら期待されるし、プレッシャーも増える…そんな風に考えると、怖くなってしまうんですね。だから、他の人が成功する姿を見ると、その恐怖心が刺激されて「そんなに努力しなくてもいいんじゃない?」なんて思ってしまうことも。

めちゃくちゃ余談ですが、有名バスケ漫画の「あひるの空」に出てくる台詞が子供の頃からずっと記憶に残っています。

「いいなぁオマエ。俺たちなんて期待されたことすらないぞ」

出典元:あひるの空 8巻 P141/講談社花園 千秋

過去の失敗経験からくる諦め

過去に頑張ってもうまくいかなかった経験が多い人ほど、「どうせ努力しても無駄だよ」と考えがちです。もしも何度も挫折を経験していると、他人の努力を見ても「どうせ無理だろう」って冷ややかに思ってしまうことがあります。こういった人たちは、自分の経験が基準になっているので、他人の頑張りに対しても悲観的な見方をしてしまうんです。

コミュニケーションが苦手なタイプ

単純にコミュニケーションが下手で、相手を褒めるのが苦手な人もいます。褒める代わりに批判的なことを言ってしまうのは、その人自身がどう接していいかわからないから。相手を否定することで、自分が少しでも上に立ちたいという気持ちも含まれていることがあります。

どう対処すればいい?

こういった人たちに出会ったら、どうすればいいでしょうか?まず大事なのは、相手の否定的な言葉に引きずられないこと。相手の心理には複雑な背景があるとはいえ、貴方の努力や成功がそれによって価値を下げるわけではありません。だからこそ、自分のやっていることに自信を持ち続け、他人のネガティブな言葉に左右されないことが大切です。(※経験上、ネガティブな人が周りにいる時期は、自分の行動に不利益をもたらす事が多かった印象です。)

他の人がどう思おうと、あなたの努力はあなたのものです。その成果もまた、あなたの成長に繋がる大事な一歩ですから、否定されても歩みを止めずに進んでいきましょう^^


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集