旧岩崎邸庭園
妹に誘われて行ってきた。
とても良かった。
写真もたくさん撮れたので、簡単ではあるけど記事にしてみようと思う。
旧岩崎邸庭園とは
アクセス
妹と待ち合わせたのが上野駅だったので、公園の中を通って不忍池を抜けて旧岩崎庭園まで行くことにした。
曇り空だけど雨は降らなかったので、不忍池や景色を眺めながらゆっくり歩いた。
時間にして、約15分くらい。
ちなみに、旧岩崎邸庭園に一番近い駅は、東京メトロ千代田線の湯島駅で、C13出口から徒歩約3分らしい。
受付と入園
目的地の旧岩崎邸庭園についたら、まずは案内所で入園料を払う。
大人400円はとてもお手頃だと思う。
そして「わくわく探検ラリー」という旧岩崎邸についてのクイズが書かれた紙ももらえたので、クイズを解きながら見学することにした。
案内図を見て分かる通り、受付をする「サービスセンター」から旧岩崎邸まで、馬車道と名付けられた少し傾斜のある道を登っていく。
では、いざ出発。
馬車道の入り口にある門を通って進んでいく。
たぶん5分はかかると思うけど、庭の大きな木々のおかげか、とても気持ちがよかった。
旧岩崎邸に入る前ですでに満足度が急上昇だった。
洋館
旧岩崎邸のメインの建物・洋館。
素敵。
クリーム色の壁が上品でかつ、かわいらしさもある。
和服のご高齢のご婦人たちの団体がいた。
どいて欲しかったけど、ずっとわいわいしてるので、諦めて写真撮った。
映り込んだけど遠目だからご容赦いただきたい。
中に入ると、それはそれは素敵な洋館で、どのお部屋も素晴らしかった。
妹がここへきたかった理由の一つは、華道家・假屋崎省吾さんの作品が飾られているから、だそう。
たしかに、どのお部屋にも假屋崎さんの作品が展示されていた。
どれもすごくゴージャスだった。
お部屋がいっぱいあって、どの部屋も天井が高くて暖炉があって、さすが洋館ってかんじ。
特に、壁や天井と家具のコーディネートが素敵だった。
使用人部屋ですらきちんとしてて”ここでいいから住みたい”と思った。
いっぱい写真を撮ることができたんだけど、せっかくならぜひ見学に行ってほしいなと思う。
和館
洋館から渡り廊下でつながっている和館のほうへ。
和館は畳と襖と障子と縁側、ザ・日本、という作りで、日本人独特の安心感のある作り。
洋館と比べると、廊下が狭かったり窓の高さが低かったりするけど、それもまた落ち着く空間になってた。
上の桜と流木の写真の右側に縁側があって、中庭を望める。
長い年月で生え揃ったんだろうなという苔の絨毯の緑が鮮やかだった。
順路の最後は、和館から庭へ出られる。
庭から見る洋館(右)と和館(左)の写真。
これぞ和洋折衷。違和感がありそうでないのがすごい。
撞球室
広い庭の片隅に、「撞球室」という平屋の建物がある。
ビリヤード専用の小屋だって。すごいね。
三角屋根のある右奥がビリヤード場だったらしい。
今は売店になってて、この日はもう閉店してた。残念。
で、この写真左下、ガラスのはまったコンクリートで囲まれたもの。
これ、明かり取りだそう。
なんのための明かり取りかというと、実はこの撞球室、洋館の地下に通路があって、繋がっているんだって。
その通路の途中にある明かり取りらしい。
地下通路は普段は見学ルートに入っていなくて、毎月1回、公開される日があるらしい。
また機会があればぜひその日に見学に来てみたいと思った。
そして「わくわく探検ラリー」の結果は、12問中11問正解できた!
大人も楽しめるクイズだった。
最後に
昔の大きいお家って、ちょっとした隠し通路(たぶん使用人が客人から見えないように移動するためのもの)とか、外からは見えないところに部屋があるとか、からくり屋敷みたいになっているとか、そういうのあったりして、すごくロマンがあるなと思っちゃう。
家とか建物を見るのが大好きなので、本当に楽しかった。
誘ってくれた妹には感謝。
旧岩崎邸庭園の案内サイトはこちら。
お近くへ行くことがあれば、足を伸ばしてみるのもいいと思う。