読書感想 夢野久作 ドグラマグラ
「黒死館殺人事件」「虚無への供物」と並び日本三大奇書と言われています。
読むと一度は精神に異常をきたすと言われています。
でも!じぇんじぇんそんな事はありません!
至って健全なミステリ小説です!
面白いです!
でも確かに、ダークな題材を扱っているうえに一部難解な部分があるので、
そういうキャッチコピーをつけたくなるのもわかる気がしますね。
この作品、一度読んだだけでは全体像を理解できず、もう一度読み返したくなる感じでした。
面白いミステリって、もう一度を読み返したくなるものですよね。
…でも私、3回くらい読んだのですが、
結局理解には至らずスッキリとはしてません……
この作品の解釈は人それぞれなんじゃないかなと思います。
ところでこの本なのですが、
表紙がまぁ〜とんでもね〜イラストでして(角川さんすみません…)
書店で購入したり図書館で借りたりが
とてもじゃないけど出来ず、
結局ネットの青空文庫で読みました。
当時青空文庫のアプリを知らなかったので、
スマホで読むのが非常に辛かった覚えがあります。(目が疲れて)
読み始めると、その世界観に引き込まれます。
謎が謎を呼び、「あれ?これってどういうこと?」
ともう一度じっくり最初から読みたくなる。
そういう作品って、なんだかお得でワクワクしますね。