素敵な街角だけど、ココはドコ?
3年ほど前、福岡の天神地下街を歩いていたら、こんな工事中のカバー幕を見掛けました。
博多祇園山笠の時期だったのだけれど、このカバー幕を見掛けてからドコなんだろうとドハマり。
柱の細さや全体の感じはイスラム系?かな、
中近東のどこかなんだろうか?
壁の色感はフィレンツェあたりのような気が。
じゃイタリアなの???
どこなんだろう?としばらく気になってました。
しばらくしてから、キーワードで、いろいろ検索したら、ドコのナニかが判明!!!
今回、現地へ行ってみたのです。
で、謎だった建物がこちら。
イタリアのミラノから1時間くらいのベルガモにあるコッレオーニ礼拝堂という500年位前に建てられたものでした。
ベルガモの領主でベネチアの傭兵隊長などをつとめたコッレオーニが自分と娘の礼拝堂として建てたものだそうです。ベネチアの戦争で大きな戦果を挙げた人らしい。
内も外も華麗で繊細。
戦争相手のイスラムの感覚を取り入れたのかな。
構造としては細過ぎと見えるけど、デザインとしてはすごくいい。色はフィレンツェあたりの教会に近い気もします。丘の上の歴史あるベルガモも着いた瞬間、いいとこ来ちゃった感が凄くていい一日でした。
この駅前にあったガイド地図の右下の赤マークがベルガモの駅で、青枠の旧市街の中心部に大聖堂とコッレオーニ礼拝堂があります。旧市街は丘の上なので行きはバスをおすすめします。
(追加)
ベルガモは山の上の旧市街着いた時点から、
うわっ、いいとこ~ 感がすごかったです。
そしたら、この赤い幕
草間彌生の展覧会でした。
けっこうな衝撃の出会い。。。