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過去の栄光を捨てる -常に進化し続ける組織とは??-

こんばんは!!
読書メモなので、いつ更新をしても、見返せることに気が付いた今日この頃です。
#朝から解放
#とりあえず更新
#初心者か

さて、今日も読書メモの回です。

「仕事が出来る人」に共通するたった一つの思考法
数値化の鬼(著:安藤広大)

前回は、「変数」の話をしました。Y=ax+bの方程式を想定したときに、どれを考えるべき数字として置き換えるのかです。定数にとらわれると、思考が止まっていきます。
今回は、その先のお話しとなります。「真の変数」を見つけるための学びとなります。

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過去の成功を捨て続ける

変数は放置すれば、どんどんと増えていきます。
そのうちに、「全てが大事」と考え始め、余計なことを考える時間も増えていきます。だからこそ、変数を捨てる作業も大切になります。

例えば、To doリストであれば、上位3つはすぐにやり、残り7つはNot To doリストへ入れるのです。この、7つを捨てるという作業も、非常に重要な思考であり、変数も同様です。

捨てる作業のためには、2つのアプローチがあります。

① 個人:他に変数がないかを考え、前例を手放すこと
② チーム:「それは変数でない」と指示すること

①であれば、やってきたことをまず疑います。「数字」に着目をし、事実を受け止め、変数が変数でないことに気が付くことです。②であれば、上司・リーダーの存在意義を問うものとなります。KPIに対するPDCAの指摘は、常に成長する機会を与えるとともに、「変数を見直さざるを得ない」という環境を作り出します。

この考え方は、「心理的安全」とも根底は同じです。
心理的安全においても、条件として、仕事の基準が高くないと生ぬるい組織になります。

KPIの管理は、項目が増えるほど、マネジメントの難易度を挙げています。
どの能力が成果につながったのかも曖昧になるのです。
モチベーションアップが成果につながったと言っているのは、納豆で健康になったと言っているのと同じです。余りに、非科学的であり、個人の感想レベルです。

こういった項目を組織マネジメントに入れるべきではないのです。
目標に最も貢献するKPIは何かとした場合、変数を見つけ出す過程で、最終的に「1つに絞る」ことが必要なのです。これこそが「真の変数」です。

問:何が、一番重要であるのか??

一番重要と決めたら、一旦信じ切ります。行動量を増やし、CAで考えるのです。

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マネージャー視点で観る

プレイヤーがPDCAを回すのに対して、マネージャーはプレイヤーの(P)を数値化するのです。新人であれば日ごとに、ベテランになるにつれて、月ごと、期ごとへ期間を変化させます。
その上で、変数が間違っていないかをチェックします。

間違っていた場合、認知させることが重要です。
決して、全否定をするのではなく、目標とKPIのつながりを認知させるのです。これこそが、フィードバックとなります。

頑張っても、目標の数値に反映されなくなれば、変数が定数になったので、新しい変数を見つけるサポートをします。この際に、「他人への責任の押し付け」を生まないことが重要です。
他責の状態は、定数と変数が見分けられていないことが大多数です。自分の目標と関連付けるのではなく、あくまでチームの目標に関連付けるとともに、部下と適当に向き合うのではなく、変数と向き合うのです。

プレイヤーにとって、最悪の状態は、「ヒト」が変数となることです。
どんな上司であっても、部下にとっては平等であり、フェアであるべきです。それが難しい場合、その上の立場が介入をする必要があり、人間性や魅力ではなく、「ルール」と「仕組み」で「ヒト」が変数にならない部分にひたすらにフォーカスをします。

「ヒト」でいうなれば、カリスマへの依存もNGです。
これも同様に、仕組みとルールを徹底するのです。

変数の概念がわかるのは、「自分ではコントロールできないことがある」ということが理解できるということでもあります。アドラー心理学でいう、課題の分離です。他者を変えようと努力するのではなく、自分の考えを変えるしかないのです。
とにかく、迷った場合、「変数」に立ち返りましょう。
まず、分けることです。
細かく分けることで、解決の糸口が見えてきます。数字を探り出し、優先順位をつけることが出来るのです。PDCAを回すのです。

この繰り返しこそ、個人の成長を生みます。
失敗を受け入れて、次の行動を変えることへ繋げていくのです。


真の変数を見つける作業においても、ひたすらに向き合うことであると分かりました。アドラー心理学の課題の分離のためにも、仕組みやルールは整え、その上で、成長を支援することが重要なのでしょう。
やったうえで、どうなるかはわからないが、やるべきことをやるというスタンスを貫くのが大切ですね。変わるのは自分。

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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