日本の‟社会保障”改革こそ、ポリテックの出番だ!!
おはようございます!
昨日のハイライトとしては、電動自転車で進んでいるはずなのに、向かい風で押し戻されるというレアケースを経験した 講内です。どんな風にも負けずに進む‟筋力”を手に入れるために、今朝もトレーニングしました。笑
結構体は疲れているもので、電動自転車で訪問した日は、睡眠時間が少し長めになります。車で訪問を行っていた以前までがどれほど恵まれていたかを今になって改めて実感をしております。
そんな疲れを癒すのは、夜プランクしながらみるYouTubeなのですが、昨日は爆笑してできなかったんです……問題作??と思われるくらい面白くて、暗いニュースばかりじゃないって改めてリフレーミングしてくれました。
それが、こちら!!
もう、天才だと思います!!!!
避けられない『財源』問題
第5章 本当に、財源は足りないのか? ―高齢化でもGDPが増えているデンマークに学べ―
ポリテックとして、進めていく中で社会保障の議題になると必ずセットで論じなければならないのは、『財源』でしょう。財源を確保する手段としては、シンプルに‟歳出を減らす”か、‟歳入を増やす”かのどちらかだと思います。前提として、‟歳入を増やす”に重きを置き、議題に切り込んでいきます。
『財源』で一番問われるのは、‟持続可能性”です。
税・社会保険料の増税への抵抗×社会保障の低下
この2重苦をどのように解決していくことが求められているのか、とても面白い章でした。
社会保障の議題にて、一番の懸案事項として語られるのは‟高齢化に伴う社会保障費の増大”です。落合さんはこの読み取り方をもっと正確にする方法を提示しています。単純な伸び率でみるのではなく、『対GDP比』で見ていくことです。
データを基にわかりやすく解説していますが、対GDP比でみると、2018年から2040年までの間で、1.1倍程度です。2~3ポイントの伸びを労働力の再分配とテクノロジーの配備にて補えれば、国民が負担できないほどに増えるわけではないのです。
解決策として、2つの提示をしています。
・テクノロジーにて、医療/介護の人件費を抑える
現実的に、臨床場面での自動化はまだまだ難しい側面があるが、補助や効率化を進めるシステムは加速していいはずだと、落合さん自身が手掛ける「Telewheelchair(自動運転×遠隔操作×ディープランニング)」を例に説明しています。
このようなときに一番問題となるのは、「医療/介護は人間がやるべきだ!!」という固有の価値観ではないでしょうか?機会は無機質で、‟何か”違うという感覚……これを‟テクノビフォア”と言うそうです。いわゆる専門職程、これが起きやすい印象です。関わる側のリテラシーも十分に上げておく必要があるでしょう。
*省人化×自動化=所得税の減収になりますが、そこの対策も述べられています!
・デンマークに学べ
一番の問いは、‟高齢社会は経済成長できないのか?”ということでしょう。
ここでは、日本と人口構成比が似ているにもかかわらず、GDPが上昇を続けるデンマークを事例に、産業構造の変化や行政の効率化を理由とし、解決策を説明されていきます。
もう一つ、日本の根深い問題としては、‟シルバー民主主義”があると述べられています。40%以上が60歳以上の有権者という時代です。
「テクノロジーに投資」<「介護負担を抑制」
どちらに票が集まるのか、政治家も職業ですから、ご飯を食べるためにどちらを選ぶのか、答えは明白ではないですか??この後、数十年のことを考える必要がない世代に対して、耳触りの良いことを述べるのは当たり前です。
ただ、40%以上ということは、まだまだ現役世代として未来を見続ける力を持つ有権者も半数はいるはずなのです。僕たちは、日本の未来を考え、有権者としての1票を無駄にしてはいけないですね。
今回は特に、介護分野においてテクノロジーをどう導入するかというところが、僕の課題になってくるのだろうと感じました。‟百聞は一見に如かず”というところでしょうか。
無風ではない分野です。今の社会情勢含めて、むしろ向かい風が強くなっていますが、‟どう帆を張るのか”が一番重要です。それによって前にも進むし、沈没もします。
介護分野にも言えることを一昨日のVoicyでキンコン西野さんが言っていました。休業しているデイサービスの分まで、僕たちが頭を悩まして立ち続けるための方策を考える必要があるのでしょう。
僕に求められる役割を今日も遂行しようと思います!
ではでは、今日も最高の笑顔で、いってらっしゃーい!
acty home
講内 源太
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