チームにフレームを落とし込む4つのステップ。初期段階がより重要だ!!
おはようございます!
とうとうやってきた月曜日に、ワクワクしている今日この頃です。
#どこにいった ?
さて、今日も読書メモの回です。
「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」
前回は、リーダーが持つべきフレーミングの選択肢を確認しました。今日の仕事が価値のあるものか、それとも、片付けるべき仕事なのかですね。
今回は、フレームをチームに実際に落とし込む過程を学んでいきましょう。
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学習フレーム × 実行フレーム
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学習フレームと実行フレームでは、3つの対照的な側面を持っています。
【学習フレーム】
・包括的で探求心に富むリーダーシップスタイル
・自身が相互依存するチームメンバーとして行動をする
・メンバーは自分を意義深いプロジェクトの成功に欠かせない一員として認識する
【実行フレーム】
・リーダーは技術的専門家、メンバーは脇役とする
・自分の所見は、デメリットを加味し、気楽に述べることはない
・成功に果たす役割としての認識は少なく、独立する
学習フレームでは、学習とイノベーションが起きやすい一方、実行フレームでは、「一度で完璧なプロジェクト」を実行することが求められます。
しかし、実行フレームにおいても、成功をするチームは、変化への抵抗感が少なく、最適なものを探し、メンバーが別の視点を持つことを認めることにより、結果として、学習フレームに行きつくことが多いのです。
これらは、生来的、あるいは訓練によって、自分を知り、他者と協働をし、なんにでも好奇心を抱くことが必要になります。
一番厄介なのは、自然発生的には起こり得ないということです。
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フレームを変える
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フレームとは、本質的に自分を守ろうとするものです。保身のフレームとも言い換えられ、その代償として学習の機会の損失に繋がります。
リフレーミングを行うことは可能であり、そのための4つのStepがあります。
① 登録
特別に選ばれていることを本人へはっきりと伝えることが最初です。
・変化を余儀なくされること
・変化が困難を伴うこと
・成功がメンバーの力に掛かっていること
この3つを認識させることから始まります。
メンバーが組織の前途に対して、第一印象を持つ、ワクワク感や自信を与えることが重要なのです。
② 準備
既存の方法を「なぜ、変えるのか?」を知るためのセッションを行います。
素直に意見を述べることにより、メンバー自身の対話のスキルに磨きをかけ、自他の行動を一つにまとめることが重要となります。チームの規範を定める機会ともなり、一致団結するためには?/素直に話すためには?/力関係が及ぼす影響は?など、徹底的に話し合います。
③ 試行
多くの学びの機会を得るために、実験として前向きにリフレーミングをする機会です。実験であるため、一度で成功はしません。素早い、トライ&エラーを繰り返すのです。
好奇心と探求心が必要になります。
④ 省察
試行とペアとなり、成功を促す、学習のサイクルとなります。
サイクルが定着するまで、繰り返され、毎回どこか、前回と違う部分が生じるのです。サイクルの数が変化の数となります。
フレームをチームに定着するためには、リーダー自身が行う部分が大きいことは改めて理解が出来ました。
そのために、4つのStepを行うのですが、特に、①-②は重要ですね。
方向性を決める意味でも、そこを飛ばして、先に進むことはできないのです。
今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
アクティホーム
講内 源太
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