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本当の優しさを持つ、リーダー像を思い描く -仮面×KPI-

おはようございます。
最近は書きためてあるnoteの量と読書メモの量が全く追いつかなくなっている今日この頃です。
#読書は継続
#書きためnote
#三日坊主

さて、今日も読書メモの回です。

「仕事が出来る人」に共通するたった一つの思考法
数値化の鬼(著:安藤広大)

前々回、前回と「変数」に関する事項について学びました。そのためにも、数字と向き合い続け、その上で最も重要な数値に着目をし、PDCAを回すことが必要でした。
今回は、最終章「長い期間」の話です。

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遠くの自分から逆算をする

「短い期間」と「長い期間」の差は何でしょうか。
時間の価値であり、短いものはすぐにイメージできますが、長いものは意識しないとイメージできず、特に長期的に観て未来の徳を選べるかは重要になります。

例えば、売り上げ目標の2倍を達成したから、給料も2倍にというのは、あまりにも短絡的です。数字は一定なものではなく、短期的な数字で一喜一憂してはいけないのです。
短期的に損でも、長期的に得なことを見分けて取るためには、利益は期間によって反転をするため、時間軸とセットでシュミレーションを行えるかはキーとなります。

これも、数字を観ていくことにより、衰退の兆しも成長の兆しも変化として表れています。早めの対処が必要となる場合もあります。

コスパや費用対効果という頭の片隅に、「5年後、10年後、どうなっているのだろうか?」という考えを持ち続けるのです。
人間は、短期的未来に安心感を抱き、長期的未来に様々な可能性、危機感を持ちます。だからこそ、次なる変数に目を向け続けることが重要なのです。

順序としては、まず、短期的に観ます。項目としては、行動量であり、日々の売り上げであり、数字の変化です。その上で、長期的に観ます。半年、1年後、5年度、10年後から逆算をしていくのです。

この逆算こそ、数値化(KPI)が1本の線で繋がっていくのです。

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マネージャー視点から観る

プレイヤーは、「短期的に」という思考に陥り易いことは理解しましょう。
これは、人間の脳の機能のせいです。

プレイヤーには、長期的に組織に貢献することを踏まえた評価制度になっていること、つまり、長期と短期の2軸での評価が出来ることが重要となるのです。

例えば、目標は達成したが行動量の低下したA、目標は未達だが行動量が上昇しているBにおいて、評価されるのはどちらか?

現時点で評価されるのはAであるが、次期トッププレイヤーはBであるという評価も必要になります。これには、マネージャーとしての覚悟も必要になります。それによって、常に足りないところは何かを考え、伝えることが出来、プレイヤーも迷いなく、行動量を増やせるのです。

そして、これらの判断を下したのであれば、責任は上司が引き受けるのです。

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数値化の限界

例えば、「1+2×(2+3)」の答えは、()の計算を先にやるというルールがわかっていれば11になりますし、知らなければ9になります。
物事には、重要さの順番が存在するのです。

数字が全てではない世界に到達するためには、数字を達成してから考えるべきことがあるという順番を指し示しています。
仕事が出来る人は、この順序をよく理解しています。

① 数字の成果 → 自分らしさ
② 数字の根拠 → 言葉の熱量
③ まずやってみる → 理由に納得する
④ チームの利益 → 個人の利益
⑤ 行動量をふやす → 確率を上げる
⑥ 長期的に考える → 逆算して短期的に考える

著者の経験から、「ハングリー精神」とは難しいことに夢中になる要素が多いと言います。満ち足りなさを埋めるために勝手に頑張る人がいます。しかし、全員がそうでないことも事実です。

日本は豊かではあります。
生きる糧を得るというのは、常に不足を受け入れるということでもあります。決して、会社に人生を捧げるということではなく、高い生産性をもった人間になることを指します。

だからこそ、「数値化の鬼」になるのです。
嬉しいなどの感情を否定するということではなく、数字数字というわけでもありません。意識をして数値化するのです。
数学が得意か否かではなく、物差しを持っているか、否かです。

成果が出なくて落ち込んでいる部下に対して、数字ではなく優しい言葉で向き合うのは、本当に優しいのでしょうか。
上司は「リーダーの仮面」をかぶり、「数値化の鬼」になることです。

これは人間味がないのでしょうか。

ヒトの成長を望むからこそ、「厳しく向き合うこと」が本当の人間味なのだと著者は締めています。


ありがたくも、色々な対談やMTGを通じて、僕がいる意味を常に考えるようになりました。キャラクター設定があって、そこに背景があてはめられていく中、僕がそこに当てはめられている役割は何かを考え続けています。
面談に関してもそうです。
向き合ったときに、僕の発する言葉や姿勢、問は最善のものであるのだろうかなど、頭を回転させ続けています。

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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