チームメンバーのポテンシャルを引き出す、僕自身に存在する2つの選択肢。
おはようございます!
NewsPicksの番組を観ながら、打つというリズムが心地よくなっている今日この頃です。
さて、今日も読書メモの回です。
「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」
前回より、フレーミングの力を観ていきました。チーミングを促すリーダーシップの4要素の1つめでしたね。僕たちが観ている世界は常に、自身の主観で溢れていて、主観をそのままチームに落とし込むことにより、対立を生み出す構造も学びました。
今回は、変革を生み出すフレーミングとは、どういった特徴をもつのかを観ていきましょう。
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変革を生み出すフレーミングとは??
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仕事をしていると課題にぶつかり、新しい技術、手法を導入するなどということは、常に起こり得ることです。
こういった導入を行う際、メンバーの反応はまちまちです。
一般的なものと違うことや自身の主観とは違うことがあるためであり、日々の習慣(ルーティンワーク)からの脱却を要するためです。
事例として、Ope式において、標準式と低侵襲を導入するにあたってのリサーチが紹介されています。
4つのチームがあり、2つの結果に分かれたました。
チームの特徴として、以下の3点が上げられます。
・3つのチーム:外科部長がプロジェクトリーダー
・2つは大学病院、2つはコミュニティ病院(地域基幹病院)
・2つは経営陣が支援、2つは支援がありません
この中で、2つのチームが成功し、2つのチームが断念をしました。
結果を分けた要因は何だったのでしょうか。
様々観点から分析を行ってみるととても興味深いことがわかりました。
既に上げた、病院の規模やリーダーの役職、経営陣の関与は影響を与えていなかったのです。それらはあくまで、‟外的要因”ということですね。
アンケート調査も付随して行った結果、技術、チームワークの必要性に対する姿勢の違いが成否を分けていました。
‟プロジェクトリーダーがどのように「フレーミング」を行ったのか??”
この問いに尽きるのです。
フレーミングには、2つの選択肢が常に存在すると著者は述べています。
成否を分けた、プロジェクトリーダーの選択肢はどのようなものがあったのでしょうか。
これに対しても3つの特徴がありました。
【フレーミング】
① リーダーの役割
相互依存するチームリーダーか? / 一個人の専門家か?
② チームの役割
権限を与えられたパートナーか? / 技術に長けた補助スタッフか?
③ プロジェクトの目的
向上心溢れるものと伝えているのか? / 受け身で消極的なものと伝えてのか?
最後の2つの選択肢のどちらを選ぶかによって、チームの目標達成に向けたポテンシャルを発揮させられるか、否かがわかれるのですね。
この辺り、日々の業務においても同様でしょう。
チームメンバーのポテンシャルを最大限発揮するために、僕自身の主体を客体に移行し、指揮を執ることが出来るのかが鍵ですね。
今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
アクティホーム
講内 源太
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