ついに校了!『ゲンロン13』、いよいよです!
急に寒くなりましたね。昨日「買ったけどまだ先かな~」なんて思っていた新しいベストを着て行ったら、『中国における技術への問い』の訳者でもある伊勢康平さんから褒められてうれしはずかし、野口です。
ぼくらがそんなやり取りをしている裏で、編集部は『ゲンロン13』校了に向けて、最終コーナーを曲がったあとの長い長い直線を走り続けていました。
朝、オフィスに入ると、たいてい午後から出社しているはずの編集部横山さんがずっといる。そんな日々が何日か続き、ついに今日、『ゲンロン13』校了しました🎉🎉🎉
年に1回のペースで刊行している弊社の看板でもある批評誌『ゲンロン』の13号目となる今号。例年、9月に刊行していたものが1か月遅れてしまったこと、大変申し訳ありません。しかしその分、ほんとうに充実した内容になっています!
収録されているのは梶谷懐さん、山本龍彦さん、東浩紀による監視社会と民主主義をめぐる鼎談、さらに東の論考「訂正可能性の哲学2」、歴史・天皇・安全保障をめぐる三浦瑠麗さんと辻田真佐憲さんによる対談をはじめ、小特集「ロシア的なものとその運命」では、昨今の情勢を受けてあらためて話題を集めた『ゲンロン7』の特集「ロシア現代思想Ⅱ」に掲載された「ポストソ連思想史関連年表」の続編、ソ連・ロシアの専門家である乗松亨平さん、平松潤奈さん、松下隆志さん、鴻野わか菜さん、本田晃子さん、東浩紀、上田洋子の座談会などを掲載。ほかにも『新写真論』の続編的な位置づけとなる大山顕さんの論考、鴻池朋子さんのエッセイ、やなぎみわさんの特別寄稿などなど……なんと500ページの大ボリュームです!
そして、今しがた弊社直販サイト「ゲンロンショップ」でも予約受付を開始しました!今月いっぱいのご予約で送料無料でお届けいたします。
書店さんでの店頭発売開始は11月4日頃を予定していますが、いち早く手に入れるには「ゲンロン友の会」へのご入会がおすすめです!今なら定価より300円安く、東浩紀のサイン付きで手に入るセット商品も受付中。
10月に入ってから……というわけではありませんが、ここのところ例えばスーパーに行っても食品がたしかに値上がりしているのを感じますし、飲み屋さんに行ってもなんだかんだと厳しい声が聞かれます。
そんな中で、本に3000円、あるいはいろんなサービスがあると言っても年間で12000円もする会費、なかなかポン!と払えるものでないことは、身を染みてわかっていますが、絶対後悔はさせません。
ぜひ手に取ってご覧いただきたく、ご予約、友の会へのご入会、お待ちしております!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?